ラブリーマムセイベガ【ラブリーマムセイベガ】(草花類)
![]() | 登録番号 | 第12559号 |
登録年月日 | 2004年 12月 8日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | ラブリーマムセイベガ よみ:ラブリーマムセイベガ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 12月 8日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統に球形咲ギクを交配して育成されたものであり、花は濃橙赤色のかなり小輪で鉢物向きの品種である。草型は直立性、草性は叢性、開花時の草丈はかなり低である。茎の太さは極細、色は緑、強さは弱、中空の程度は小、摘心後の分枝性は多、側らいの発生程度は極多、節間長は短である。葉身長は極短、葉幅は狭、葉の縦横比はやや小、葉柄の長さはかなり長、一次欠刻は極浅、表面及び裏面の色、毛じの多少及び光沢度は中、厚さはやや薄、硬さは軟、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆ど無である。花房の形は球形、花の大きさはかなり小、厚みはかなり低、舌状花の重ねは5列以上で採花適期に露心する、舌状花数はやや多、管状花部の直径は極小、管状花数は極少、分布は集中、長さは極小である。花弁の形は平弁、先端の形は丸い、花弁の長さはかなり小、幅はかなり狭、外花弁の表面の色は濃橙赤(JHS カラーチャート0707)、裏面の色は赤橙(同1012)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花盤の色は黄、花たくの形は平らな円錐状、大きさは極小、総ほうの大きさはかなり小、花首の太さは極細、長さはやや短、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は早である。「ノバー」及び「キャンドル」と比較して、葉の一次欠刻が浅いこと、外花弁の表面の色が濃橙赤であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成11年に出願者のほ場(広島県福山市)において、出願者所有の育成系統に球形咲ギクを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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