ラファネリ Mk III
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/29 20:47 UTC 版)
「ライリーアンドスコット・Mk III」の記事における「ラファネリ Mk III」の解説
1998年、イタリアチームのラファネリは最初にMk IIIにBMWV8エンジンで1999年にBMW・V12 LMでの準備の為に参戦した。ラファネリがBMWのサポートチームはシュニッツァー・モータースポーツに置き換えられた後、ラファネリは2台目のシャーシの#014用にジャッドGV4,V10エンジンを購入した。ライリーアンドスコットは当時、Mk IIIのシリーズ2アップグレードを開発していたが、ラファネリの設計チームは、1999年にチームが参戦を計画しているアメリカンルマンシリーズに合うように自分の車を改造した。 Mk IIIからの変更点は、主に空力であり、ボディワークのノーズとリアテールに集中していた。ラファネリ・MkIIIのノーズは、標準的な車で使用されている角度ではなく、水平スプリッターに溶け込む微妙なカーブを特徴としていた。ノーズ下部の中央のエアインテークは外側に拡張され、車のノーズと同じ高さではなく垂直に配置された。 リヤでは、テールを標準ボディワークよりもさらに引き延ばし、リヤウイングも新デザインを採用。リアフェンダーフレアも前方に延長され、ボディワークの形状の変化が長くなった。 ラファネリ・MkIIIは、1999年のアメリカンルマンシリーズで常に競い合い、アトランタで優勝した。これは、アメリカンルマンシリーズでMkIIIが勝った唯一の勝利となった。チームラファネリは、チームチャンピオンシップで6位で終えた後、翌年にMk IIIから、ローラ・B2K / 10(英語版)プロトタイプを購入することを決定した。
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