ラテン語帝国主義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 08:44 UTC 版)
ラテン語はローマ軍が征服した土地で広まった言語で、ローマ人に征服された全ての地方の行政・司法・貿易の分野で重要な言語であった。フランス語・イタリア語・スペイン語・ポルトガル語・ルーマニア語といったロマンス諸語の原点はラテン語の俗語化にあって、その過程でケルトやイベリアの古代言語の消失をもたらした。種のカタログを作る植物学など特定の自然科学の分野・まだ多くの専門用語の表現がラテン語式の法学の分野・カトリック教会の典礼の言語といった分野では、今日でもまだまだラテン語は支配的であると言える。 ローマ帝国も参照。
※この「ラテン語帝国主義」の解説は、「言語帝国主義」の解説の一部です。
「ラテン語帝国主義」を含む「言語帝国主義」の記事については、「言語帝国主義」の概要を参照ください。
- ラテン語帝国主義のページへのリンク