ラッシュ (薬物)とは? わかりやすく解説

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ラッシュ (薬物)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/29 02:13 UTC 版)

ラッシュRUSH)とは、アメリカ合衆国のパック・ウェスト・ディストリビューティング社 (Pac West Distributing) が販売する薬品。亜硝酸エステルを主成分とする薬物である。2005年時点で成分が異なる9製品が販売されている。亜硝酸エステルは工業用途のほか、青酸化合物中毒の治療、以前は狭心症治療の医療用途に使われていた。ラッシュに含まれる亜硝酸エステルは沸点が低く常温に置くと気化するので、この蒸気を経鼻吸引し使用する。経口摂取はしてはならない。


  1. ^ a b 揮発性亜硝酸化合物 MSDマニュアル プロフェッショナル版
  2. ^ “摘発相次ぐ危険ドラッグ「ラッシュ」に別の危険性”. 東スポweb. (2017年4月8日). https://web.archive.org/web/20170411225707/https://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/672603/ 2018年3月16日閲覧。 
  3. ^ “「心臓ドクドク!効くぞ!」〝ラッシュ兄貴〟逮捕 性的興奮ドラッグ、元NHKアナらに合成キットをネット販売”. 産経新聞. (2016年4月5日). http://www.sankei.com/west/news/160405/wst1604050003-n1.html 2018年3月16日閲覧。 
  4. ^ “危険ドラッグ原料販売容疑で男逮捕 NHKアナに密売か”. 朝日新聞. (2016年3月17日). https://digital.asahi.com/articles/ASJ3J4RZQJ3JPTIL01R.html 2020年6月17日閲覧。 
  5. ^ “新聞記者の事件簿2016、捏造から危険ドラッグに法的措置まで”. ダイヤモンドオンライン. (2016年12月17日). オリジナルの2017年8月30日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170830151017/http://diamond.jp/articles/-/111654?page=3 
  6. ^ RUSH(ラッシュ)で逮捕、その後の体験談 | LASH”. LASH - Love Life and Sexual Health(2016年10月6日). 2020年1月1日閲覧。
  7. ^ 元・NHKアナウンサーはいかに薬物から立ち直ったのか?「僕が違法薬物で逮捕されNHKをクビになった話」を刊行!”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES(2019年8月20日). 2020年1月1日閲覧。
  8. ^ 危険ドラッグ所持容疑の都職員が自殺 聴取前日に:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル(2015年2月2日). 2015年2月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月4日閲覧。
  9. ^ 厚生労働省:違法ドラッグ(いわゆる脱法ドラッグ)対策のあり方について(提言)(平成17年11月25日)”. www.mhlw.go.jp. 2020年1月1日閲覧。
  10. ^ 厚生労働省:薬事・食品衛生審議会指定薬物部会平成18年度第1回資料(平成18年11月9日)”. www.mhlw.go.jp. 2020年1月1日閲覧。
  11. ^ Anton, Thomas Brouette, Raymond (2001-01). “Clinical Review of Inhalants” (英語). American Journal on Addictions 10 (1): 79-94. doi:10.1080/105504901750160529. ISSN 1055-0496. https://www.deepdyve.com/lp/wiley/clinical-review-of-inhalants-MKcI4zOhHT. 
  12. ^ デビット・ナットほか「誤使用される可能性のある薬物の害を評価するための合理的なスケール(計測尺度)の開発」『ランセット』2007年3月号”. asayake.jp. 2020年1月1日閲覧。
  13. ^ 根岸英之「いわゆる〈ラッシュ〉を指定薬物として規制する在り方を問う裁判について」『Over vol.02』 (2019年12月 オーバーマガジン社)”. overmagazine. 2020年1月1日閲覧。


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