薬物による
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 16:34 UTC 版)
オピオイドは、モルヒネ、ヘロイン、コデインなどを含む鎮痛麻薬を指す厳密な用語で、これらは鎮痛作用を超える作用として、鎮静、強い多幸感、呼吸抑制、便秘などの作用がある。 テトラヒドロカンナビノール (THC) 大麻に含まれる成分で、多幸感、不安の緩和、鎮静、眠気を生じさせる。ドロナビノール(マリノール)やナビキシモルス(サティベックス)のような、大麻をもとにした医薬品は、副作用として(薬として目的とする作用ではないので)多幸感を生じさせる[25]。合成カンナビノイドは、大麻の多幸感を模倣する作用を持つ。 メチレンジオキシメタンフェタミン (MDMA)の急性作用は、健康な感覚、多幸感、他者への開放性(共感)が増加することである。 ケタミンの多幸感は急速に生じ、それは量に伴って高くなる。最初のラッシュでの忘我的な多幸感は数分で生じる。 γ-ヒドロキシ酪酸 (GHB) の娯楽的使用者は、副作用としてリビドーと多幸感を生じさせる。パーティでの使用は多く多幸感や社交性を求めて使用され、少数では多幸感に加え睡眠の強化や性的な目的で使用し、頻繁な使用者は依存症と関連して睡眠を誘導したり離脱症状を緩和するために使用する。 ほか(未詳細) コカイン シンナー ステロイドホルモン(医薬品)
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