ラッキーグロリア 福の神【ラッキーグロリア フクノカミ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9738号 |
登録年月日 | 2002年 1月 16日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | ラッキーグロリア 福の神 よみ:ラッキーグロリア フクノカミ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 1月 18日 | |
品種登録者の名称 | 株式会社河野メリクロン | |
品種登録者の住所 | 徳島県美馬郡脇町大字北庄562番地の1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 河野通郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ラッキーレインボー」に「レッドグロリア」を交配して育成されたものであり、花はセパル及びペタルが穏紫ピンクの地色に穏赤紫色の条線、リップは扁円形で黄白の地色に濃紫赤色の斑点及び帯状斑、淡紫ピンク色のぼかしが入る中型種である。草型の大きさは中、草姿は中間型である。ぎ球茎の正面及び横断面の形は扁円形、高さは61~100mm、長径は31~50mmである。葉の全体の形は広線形、先端の形は鋭先形、頂点の角度は15~30度、先端の角度は30~60度、葉の長さは45~75cm、幅は31~40mm、葉色は緑、葉数は10~12枚である。一花茎の花数は11~20、花茎の太さは9.1~12mm、長さは50~80cm、色は緑である。咲き型は抱え咲き、花の横径及び縦径は41~60mm、ドーサル・セパル正面の形はへら形、先端の形は微突形、ラテラル・セパル正面の形は倒広卵形、先端の形は不等微突形、ペタル正面の形は倒卵形、先端の形は不等微突形である。リップ正面の形は扁円形、先端の形は切形、周縁の反転は無、波打ちは小である。全体的な花色は紫系、花色はセパル及びペタルは穏紫ピンク(JHS カラーチャート9511)の地色に穏赤紫(同9513)の条線が入る、リップは黄白(同2502)の地色に濃紫赤(同9709)の斑点及び帯状斑、淡紫ピンク(同9502)のぼかしが入る。花の香りは無、開花期は初冬である。「リングレット クリスマスローズナナ」と比較して、葉の全体の形が広線形であること、ペタル先端の形が不等微突形であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成2年に出願者の温室(徳島県美馬郡脇町)において、「ラッキーレインボー」に「レッドグロリア」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながらその特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「ラッキーグロリア・福の神」であった。 |
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