ラッキーグロリア 福だるま【ラッキーグロリア フクダルマ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10842号 |
登録年月日 | 2002年 11月 14日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | ラッキーグロリア 福だるま よみ:ラッキーグロリア フクダルマ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社河野メリクロン | |
品種登録者の住所 | 徳島県美馬郡脇町大字北庄562番地の1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 河野通郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ラッキーレインボー」に「レッドグロリア」を交配して育成されたものであり、花はセパル及びペタルがピンク白の地色に紫赤色のぼかし及び条線が入り、リップは円形でピンク白の地色に濃紅色の楔が入る中型種である。草型の大きさは中、草姿は中間型である。ぎ球茎の正面の形は卵形、横断面の形は扁円形、高さは101~150㎜、長径は71~90㎜である。葉の全体の形は広線形、先端の形は鋭先形、頂点の角度は15~30度、先端の角度は60~90度、葉の長さは75~105㎝、幅は41~50㎜、葉色は緑、葉数は13~15枚である。一花茎の花数は11~20、花茎の太さは12~15㎜、長さは50~80㎝、上部の色は緑褐、中部及び下部の色は淡緑である。咲き型は抱え咲き、花の横径は81~100㎜、縦径は61~80㎜、ドーサル・セパル正面の形は長楕円形、先端の形は微突形、ラテラル・セパル正面の形は倒広卵形、先端の形は不等微突形、ペタル正面の形は広線形、先端の形は不等微突形である。リップ正面の形は円形、先端の形は微突形、周縁の反転及び波打ちは小である。全体的な花色は桃系、花色はセパル及びペタルはピンク白(JHS カラーチャート9701)の地色に紫赤(同9708)のぼかし及び条線が入る、リップはピンク白(同9701)の地色に濃紅(同0108)の楔が入る。花の香りは無、開花期は冬である。「ラッキークリスタル ミロワール」と比較して、ペタル及びリップの横径が大きいこと等で、「ローズワイン 新世紀」と比較して、リップ正面の形が円形であること、リップに楔が入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成2年に出願者の温室(徳島県美馬郡脇町)において、「ラッキーレインボー」に「レッドグロリア」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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