ラッキーグロリア シュザンヌ【ラッキーグロリア シュザンヌ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9008号 |
登録年月日 | 2001年 3月 28日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | ラッキーグロリア シュザンヌ よみ:ラッキーグロリア シュザンヌ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社河野メリクロン | |
品種登録者の住所 | 徳島県美馬郡脇町大字北庄562番地の1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 河野通郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ラッキーレインボー」に「レッドグロリア」を交配して育成されたものであり、花はセパル及びペタルが濃紫ピンクの地色に紫赤色の条線が入り、リップは扁円形で黄白の地色に紫赤色のぼかしが入る中型種である。草型の大きさは中、草姿は中間型である。ぎ球茎の正面及び横断面の形は扁円形、高さは61~100㎜、長径は31~50㎜である。葉の全体の形は線形、先端の形は不等鋭先形、頂点の角度は30~45度、先端の角度は30~60度、葉の長さは75~105㎝、幅は21~30㎜、葉色は緑、葉数は10~12枚である。1花茎の花数は11~20、花茎の太さは6.1~9.0㎜、長さは50~80㎝、色は緑褐である。咲き型は部分抱え平咲き、花の横径は61~80㎜、縦径は41~60㎜、ドーサル・セパルの正面の形は長楕円形、先端の形は切形、ラテラル・セパルの正面の形は倒広卵形、先端の形は不等微突形、ペタル正面の形は倒卵形、先端の形は不等微突形である。リップの正面の形は扁円形、先端の形は切形、周縁の反転は無、波打ちはやや小である。全体的な花色は赤系、花色はセパル及びペタルは濃紫ピンク(JHS カラーチャート9713)の地色に紫赤色(同9714)の条線が入る。リップは黄白(同2902)の地色に紫赤色(同9714)のぼかしが入る。花の香りは無、開花期は冬である。「ラッキーフラワー・あんみつ姫」と比較して、ラテラル・セパル正面の形が倒広卵形であること、セパル及びペタルが濃紫ピンクの地色に紫赤色の条線が入ること等で、「ジョイポリス ロイヤルエレガンス」と比較して、花茎が細いこと、ドーサル・セパルの先端の形が切形であること、セパル及びペタルが濃紫ピンクの地色に紫赤色の条線が入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成2年に育成者の温室(徳島県美馬郡脇町)において、「ラッキーレインボー」に「レッドグロリア」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性調査を継続し、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「ラッキーグロリア・シュザンヌ」であった。 |
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