ラウンドロビン・スケジューリング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/14 15:22 UTC 版)
ラウンドロビン・スケジューリングは、オペレーティングシステムなどにおけるプロセスなどに関するスケジューリング規則のひとつで、単純な部類に分類される一種である。実行可能状態にあるプロセスに、順番にプロセッサを割り当てる。順番に交代する、という意の「ラウンドロビン」が名前の由来である。原始的なラウンドロビン・スケジューリングは単純で実装が容易であり、優先度をつけたり、他のアルゴリズムと併用しなければ、リソーススタベーションも発生しない。
- 1 ラウンドロビン・スケジューリングとは
- 2 ラウンドロビン・スケジューリングの概要
- 3 実施例
- 4 加重ラウンドロビン
- 5 不足ラウンドロビン
ラウンドロビン・スケジューリング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/18 04:28 UTC 版)
「スケジューリング」の記事における「ラウンドロビン・スケジューリング」の解説
詳細は「ラウンドロビン・スケジューリング」を参照 スケジューラは各プロセスにある一定時間単位を割り当て、次々にその割り当てを実行させる。 オーバーヘッドは比較的大きく、特に割り当てる時間単位を短くするほど大きくなる。 スループットはFCFSとSJFの中間で、短いジョブはFCFSより早く完了し、長いプロセスはSJFより早く完了する。 平均応答時間はよくない。待ち時間はプロセス数に依存し、平均プロセス長(時間)には依存しない。 待ち時間は比較的長いので、純粋なラウンドロビンでデッドラインを守るのは難しい。 優先度を設定していないので、スタベーションは決して発生しない。時間単位を割り当てる順序は、FCFSと同様プロセスの到着順である。
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