可児川駅とは? わかりやすく解説

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可児川駅

(ライン遊園駅 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/21 14:16 UTC 版)

可児川駅
駅舎(2022年7月)
かにがわ
KANIGAWA
HM03 西可児 (2.0 km)
(2.5 km)
日本ライン今渡 HM05
所在地 岐阜県可児市土田北割田1356-7
駅番号 HM  04 
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 広見線
キロ程 9.7 km(犬山起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
754人/日(降車客含まず)
-2019年-
乗降人員
-統計年度-
1,505人/日
-2019年-
開業年月日 1925年大正14年)4月24日
備考 * 無人駅自動券売機 有)
管理駅:犬山
* 改称経歴
- 1943年 ライン遊園駅→土田駅
- 1949年 土田駅→ライン遊園駅
- 1969年 ライン遊園駅→可児川駅
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可児川駅(かにがわえき)は、岐阜県可児市土田北割田にある名古屋鉄道広見線。駅番号はHM04

歴史

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、駅集中管理システム導入の無人駅である。新可児方面の先端、工場群の反対側(新可児方面ホーム先端)に開業以来の駅舎がある[8]。駅舎内には自動券売機(継続manaca定期乗車券及び新規通勤manaca定期乗車券の購入も可能ではあるが、名鉄ミューズカードでの決済は7:00~22:00の間に限られる)と自動精算機(ICカードのチャージ等も可能)を1台ずつ備えている[9]

2つのホームは構内踏切でつながっている。以前は新可児寄りに渡り線があったが[10]、撤去された[11]バリアフリー設備は車椅子用スロープが双方のホームに設置されている。待合室は犬山・名古屋方面ホームにのみ設置されている。トイレは改札内にある。

かつては名古屋パルプ(現・大王製紙可児工場)へ貨物用引き込み線が敷かれていた[12]が、貨物営業廃止に伴い撤去された。現在でも付近の踏切1か所にのみレールが残っている。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 HM 広見線
(犬山〜新可児)[13]
下り 新可児ゆき[14]
2 上り 犬山名鉄名古屋金山方面[14]

配線図

可児川駅 構内配線略図

犬山・
名古屋方面

新可児方面
凡例
出典:[11]


利用状況

  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は1,535人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中197位、広見線(11駅)中5位であった[15]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は1,992人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中172位、広見線・八百津線(16駅)中7位であった[16]

『岐阜県統計書』『可児市の統計』各号によると、一日平均乗車人員および一日平均乗降人員の推移は以下の通りである。

一日平均乗車・乗降人員の推移
乗車人員 乗降人員 備考
総数 定期
1934(昭和09)年度 33 [17]
1935(昭和10)年度 28 [18]
1936(昭和11)年度
1937(昭和12)年度
1938(昭和13)年度
1939(昭和14)年度
1940(昭和15)年度
1941(昭和16)年度
1942(昭和17)年度
1943(昭和18)年度
1944(昭和19)年度
1945(昭和20)年度
1946(昭和21)年度
1947(昭和22)年度
1948(昭和23)年度
1949(昭和24)年度
1950(昭和25)年度
1951(昭和26)年度
1952(昭和27)年度
1953(昭和28)年度
1954(昭和29)年度
1955(昭和30)年度 689 [19]
1956(昭和31)年度 742 [20]
1957(昭和32)年度 739 [21]
1958(昭和33)年度 850 [22]
1959(昭和34)年度 727 [23]
1960(昭和35)年度 1188 [24]
1961(昭和36)年度 1301 997 [25]
1962(昭和37)年度 1472 1159 [25]
1963(昭和38)年度 1653 1321 [25]
1964(昭和39)年度 1755 1439 [25]
1965(昭和40)年度 1669 1379 [25]
1966(昭和41)年度 1617 1343 [25]
1967(昭和42)年度 1614 1352 [25]
1968(昭和43)年度 1395 1156 [25]
1969(昭和44)年度 1330 1102 [25]
1970(昭和45)年度 1263 1033 [25]
1971(昭和46)年度 1215 963 [25]
1972(昭和47)年度 1108 852 [25]
1973(昭和48)年度 1097 828 [25]
1974(昭和49)年度 1094 829 [25]
1975(昭和50)年度 1014 723 [25]
1976(昭和51)年度 936 654 [25]
1977(昭和52)年度 937 634 [25]
1978(昭和53)年度 921 627 [25]
1979(昭和54)年度 892 618 [25]
1980(昭和55)年度 908 627 [25]
1981(昭和56)年度 916 630 [25]
1982(昭和57)年度 904 589 [25]
1983(昭和58)年度 894 528 [26]
1984(昭和59)年度 925 550 [26]
1985(昭和60)年度 947 577 [26]
1986(昭和61)年度 935 559 [26]
1987(昭和62)年度 919 548 [26]
1988(昭和63)年度 967 568 [27]
1989(平成元)年度 1016 597 [27]
1990(平成02)年度 1025 608 [27]
1991(平成03)年度 1002 591 [27]
1992(平成04)年度 996 587 [27]
1993(平成05)年度 998 576 [28]
1994(平成06)年度 967 569 [28]
1995(平成07)年度 956 544 [28]
1996(平成08)年度 956 541 [28]
1997(平成09)年度 922 504 [28]
1998(平成10)年度 892 504 1786 [29]
1999(平成11)年度 845 478 1698 [29]
2000(平成12)年度 843 470 1695 [29]
2001(平成13)年度 812 454 1640 [29]
2002(平成14)年度 778 445 1571 [29]
2003(平成15)年度 799 448 1610 [30]
2004(平成16)年度 832 490 1671 [30]
2005(平成17)年度 856 518 1717 [30]
2006(平成18)年度 829 500 1664 [30]
2007(平成19)年度 826 487 1656 [30]
2008(平成20)年度 840 487 1680 [31]
2009(平成21)年度 723 430 1451 [31]
2010(平成22)年度 745 456 1503 [31]
2011(平成23)年度 753 462 1512 [32]
2012(平成24)年度 771 468 1540 [32]
2013(平成25)年度 769 486 1535 [32]
2014(平成26)年度 770 485 1529 [32]
2015(平成27)年度 762 486 1520 [32]
2016(平成28)年度 752 483 1499 [33]
2017(平成29)年度 751 489 1500 [33]
2018(平成30)年度 752 492 1502 [33]
2019(令和元)年度 754 498 1505 [33]
2020(令和02)年度 541 405 1083 [33]

駅周辺

交通機関

隣の駅

名古屋鉄道
HM 広見線(犬山〜新可児)
ミュースカイ(平日上りのみ運転)・■普通
西可児駅 (HM03) - 可児川駅 (HM04) - 日本ライン今渡駅 (HM05)

脚注

  1. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、996頁。 
  2. ^ 名鉄 20日からダイヤ改正 ラッシュ緩和がねらい 通勤型車両や急行増やす”、中日新聞、1976年3月13日12版、18面
  3. ^ 松井崇「57-3 名鉄ダイヤ改正」『鉄道ファン』第254巻、交友社、1982年6月、116頁。 
  4. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1052頁。 
  5. ^ 清水武、田中義人、澤内一晃『名古屋鉄道の貨物輸送』フォト・パブリッシング、2021年、268頁。ISBN 978-4802132701 
  6. ^ 徳田耕一「2003.3.27 名古屋鉄道ダイヤ改正」『鉄道ピクトリアル』第732巻、電気車研究会、2003年6月、71頁。 
  7. ^ 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年、258頁。 ISBN 978-4777013364 
  8. ^ 清水武『名古屋鉄道各駅停車』洋泉社、2016年、210頁。 ISBN 978-4-8003-0800-9 
  9. ^ 名古屋鉄道”. 名古屋鉄道. 2024年9月25日閲覧。
  10. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  11. ^ a b 豊科穂(作図)「名古屋鉄道 線路配線略図」『鉄道ダイヤ情報』通巻第438号 2020年11月 別冊付録「名鉄車両ハンドブック」、21頁、交通新聞社、2020年
  12. ^ 日本国有鉄道貨物局 著「専用線一覧表 昭和45年10月1日」、名取紀之・滝澤隆久 編『トワイライトゾーン MANUAL―全国鉄道面白謎探検』ネコ・パブリッシング、2003年、394頁。 ISBN 978-4777000487 
  13. ^ 可児川駅 - 電車のご利用案内、2019年3月23日閲覧
  14. ^ a b 可児川(HM04)(かにがわ) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  15. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。 
  16. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 
  17. ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和9年』、岐阜県、1936年、5 交通及運輸
  18. ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和10年』、岐阜県、1937年、5 交通及運輸
  19. ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和30年』、岐阜県、1957年、10 運輸・通信
  20. ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和31年』、岐阜県、1958年、11 運輸・通信
  21. ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和32年』、岐阜県、1959年、12 運輸・通信
  22. ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和33年』、岐阜県、1960年、12 運輸・通信
  23. ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和34年』、岐阜県、1961年、12 運輸・通信
  24. ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和35年』、岐阜県、1962年、12 運輸・通信
  25. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 可児市企画調整課(編)『可児市の統計 昭和58年版』、可児市、1984年、53頁
  26. ^ a b c d e 可児市企画調整課(編)『可児市の統計 昭和63年版』、可児市、1989年、38頁
  27. ^ a b c d e 可児市企画調整課(編)『可児市の統計 平成5年度版』、可児市、1994年、38頁
  28. ^ a b c d e 可児市総務部企画調整課(編)『可児市の統計 平成10年版』、可児市、1999年、58頁
  29. ^ a b c d e 可児市企画部総合政策課(編)『可児市の統計 平成15年版』、可児市、2004年、58頁
  30. ^ a b c d e 可児市企画部総合政策課(編)『可児市の統計 平成20年版』、可児市、2009年、62頁
  31. ^ a b c 可児市企画経済部総合政策課(編)『可児市の統計 平成25年版』、可児市、2013年、52頁
  32. ^ a b c d e 可児市企画経済部総合政策課(編)『可児市の統計 平成28年版』、可児市、2017年、51頁
  33. ^ a b c d e 可児市企画経済部総合政策課(編)『可児市の統計 令和3年版』、可児市、2022年、49頁

関連項目

外部リンク




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