ユーリイ・ドルゴルーキイとは? わかりやすく解説

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ユーリイ・ドルゴルーキイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 02:47 UTC 版)

ボレイ型原子力潜水艦」の記事における「ユーリイ・ドルゴルーキイ」の解説

1番艦は1995年8月19日艦艇リスト入籍し、「サンクト・ペテルブルク」と命名されたが、1996年5月1日に「ユーリイ・ドルゴルーキイ」に改名された。 その後予算不足による建造中断などの紆余曲折経て2007年4月15日ロシア北部にあるセヴマシュセヴェロドヴィンスク造船所)で進水した進水予定3月18日インテルファクス通信セヴマシュ関係者から伝えられており、進水記念式典模様メディアで報道された。進水記念式典でユーリイ・ドルゴルーキイが初公開されたが、その姿はそれまで予想とは全く違う形であったソ連崩壊に伴い造船所技師熟練工流出した上、ウクライナから供給されていた特殊鋼設備独立ウクライナから供給断られ、さらに予算不足、しかも1番艦は設計変更であったため起工から進水10年かかっており、設計変更後の2番艦でさえ、起工から進水6年費やしている。 2009年6月から海上公試始まり消磁関係で重大なトラブルがあるなど幾つかの問題点指摘されたが、10月上旬にはトラブル解決され終了した当初2009年末から2010年初頭引き渡される予定だったが、3M14ブラヴァーの開発不調であるため、2010年内に延期された。 2012年になって3M14ブラヴァーの配備目処がつき、年内艦隊とともに海軍へ引き渡される予定であったが、急激なインフレで1番艦の建造費だけで230ルーブル達し政府海軍融資した200ルーブル超過しており、さらに造船所自己資金建造した費用1,800ルーブル追加融資要求してきたため、引渡しがいつになるかは不透明なままであった。1番艦と2番艦は北方艦隊白海海軍基地339特別建造修理原潜旅団慣熟訓練試航行なっていたが、前者北洋艦隊所属乗員後者太平洋艦隊所属乗員運用していた。 2012年4月19日、アレキサンドル・スホルコフ第1国防次官は、1番艦が6月半ばに、2番艦が8月就役する見通しであると発表した最終的に2013年1月10日北方艦隊の第31潜水艦師団就役した。「ユーリイ・ドルゴルーキイ」は慣熟訓練実施中で、実際パトロール航海始めるのは2014年中になる予定とされた。

※この「ユーリイ・ドルゴルーキイ」の解説は、「ボレイ型原子力潜水艦」の解説の一部です。
「ユーリイ・ドルゴルーキイ」を含む「ボレイ型原子力潜水艦」の記事については、「ボレイ型原子力潜水艦」の概要を参照ください。

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