ユニセフ東京事務所との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 22:40 UTC 版)
「日本ユニセフ協会」の記事における「ユニセフ東京事務所との関係」の解説
「国際連合児童基金東京事務所」(ユニセフ東京事務所)は、アジア太平洋地域における先進国の政府(具体的には、日本政府と韓国政府)との直接交渉を行う国際連合児童基金の出先機関である。所在地は日本の国連大学本部と同じ東京都渋谷区神宮前の国連大学ビルである。ユニセフ東京事務所はニューヨークUNICEF本部などと同じUNICEF本部の一つであり、国連機関のため職員は「国際公務員」である。なお、この機関は日本政府及び韓国政府との交渉を主な業務としており、民間からの寄付は直接は受け付けてはいない。日本に於ける民間人・民間団体・民間企業向けのユニセフ募金の受付先は公式に日本ユニセフ協会であり、ユニセフ東京事務所では「募金は、UNICEF東京事務所ではなく、日本ユニセフ協会で受け付けております」との告知を行っている。。 ユニセフ東京事務所は、政府機関の人間をUNICEF本体に紹介する役目を果たすほか、NGOや研究者など民間のパートナーをUNICEF本体とつなげる役割を果たすうえでも、日本ユニセフ協会や韓国ユニセフ協会と密接な協力関係にある。特に日本ユニセフ協会とは「UNICEFinJapan」としてFacebookやTwitterを共同運用しているなど協力関係が大きい。ユニセフ東京事務所によれば、「財団法人日本ユニセフ協会と密接に協力しながら」(日本ユニセフ協会サイトによる)各種の交渉などに当たっていることになっている。ほぼ同一の意味の言及は、ユニセフ公式サイトにもあり、日本ユニセフ協会は、ユニセフ東京事務所の業務の一部にも関わりを持っている。 世界の各地域におかれている「ユニセフ事務所」は、単にその地域の各先進国の政府とニューヨークUNICEF本部をつなぐだけでなく、各国の「ユニセフ国内委員会」に対するUNICEFの渉外窓口としての機能を担っている部分もある。
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