山科11号【ヤマシナ11ゴウ】(きのこ類)
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登録番号 | 第15252号 |
登録年月日 | 2007年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | ひらたけ | |
登録品種の名称及びその読み | 山科11号 よみ:ヤマシナ11ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 香川晴男、猫田哲三 | |
品種登録者の住所 | 京都府京都市山科区東野南井ノ上町13番地11、京都府城陽市寺田宮ノ谷29番地の250 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 香川晴男、猫田哲三 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の野生種(京都府産)を組織分離して育成されたものであり、菌さん断面の形態はロ-ト形のビン栽培向きの品種である。菌さんの断面の形態はロ-ト形、長径と短径の比率は1.3以上、生育初期の色は青灰色、収穫期の色は淡黄褐色、肉質は普通、菌しゅうの菌柄へのつき方(垂生の程度)は強、菌柄の菌さんへのつき方は偏心生、菌柄の形は太短、色は有、毛は無、太さは太、菌さんの長径と菌柄の長さとの比率は1:0.7である。最適温度における子実体発生までの期間は26~30日、子実体の生長の最適温度は16~18℃、最適照度は101~150lxである。「北研H2号」及び「東北67号」と比較して、菌さんの断面の形態がロート形であること、菌柄の形が太短であること等で区別性が認められる。なお、「北研H2号」及び「東北67号」との対峙培養において明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成10年に出願者の施設(京都府京都市)において、出願者所有の野生種(京都府産)の子実体を組織分離し、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「京ヒラタケ」であった。 |
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