モモトンボ火山とは? わかりやすく解説

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モモトンボ‐さん【モモトンボ山】

読み方:ももとんぼさん

Momotombo中央アメリカニカラグア西部の山。標高1258メートルマナグア湖北西岸にそびえる秀麗な成層火山。たびたび噴火起こし17世紀初めに麓の都市レオン壊滅的な被害受けた。モモトンボ火山。


モモトンボ

(モモトンボ火山 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/25 04:24 UTC 版)

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モモトンボ
Momotombo
標高 1297 m
所在地 ニカラグア レオン県
位置 北緯12度25分19.2秒
西経86度32分24秒
種類 成層火山
プロジェクト 山
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モモトンボ (Momotombo) は、ニカラグアにある火山で、レオン市から程遠からぬマナグア湖畔に聳え立っている。1610年噴火で、近郊にあったスペイン人入植地の住人は避難を余儀なくされた。この入植地の遺構はレオン・ビエホ(旧レオン)として保存され、世界遺産に登録されている[1]

この火山は左右対称の均整のとれた姿をしており[1]、その形はニカラグアのシンボル的存在として、マッチ箱の表紙絵から革命的な壁画にいたるまで様々な場所に用いられている。第一次世界大戦以前から大変人気のある観光地で、噴火の前年の1904年にはニカラグアを訪れる観光客に最も人気のあるスポットであった。

火山の南側面には大規模な地熱地帯が存在する。登山をするには、地熱発電プラントを横切る許可が必要であり、森林限界までずっと標識のある山道が続く。火山活動と地すべりのため、森林限界から山頂までのルートは頻繁に変更されている。最短ルートは、小規模な地すべりの跡を通って真っすぐに登ることである。

火山の歴史

  • 1522年 - 顕著な噴火活動を見せる。
  • 1609年 - 噴火があり、大規模な地震がレオン地方を襲う。1610年の噴火で、旧レオンは現在のレオンの場所へ移転した[1]
  • 1764年 - 強い噴火が起きる。
1849年から1905年の間に10回噴火[1]

出典

  1. ^ a b c d e “中米ニカラグアの火山が噴火、110年ぶり - 19世紀-20世紀初頭に10度噴火した火山が目を覚ました”. ナショナル・ジオグラフィック. (2015年12月9日). http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/120800351/ 2015年12月15日閲覧。 
  2. ^ “中米ニカラグアでモモトンボ火山が噴火”. AFPBB News. (2015年12月3日). http://www.afpbb.com/articles/-/3068958?pid=17021642 2015年12月4日閲覧。 

外部リンク

  • Momotombo - Smithsonian Institution: Global Volcanism Program


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