モスクワ近代美術館
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「トレチャコフ美術館」の記事における「モスクワ近代美術館」の解説
詳細は「en:Moscow Museum of Modern Art」を参照 1985年以来、モスクワ・サドーヴォエ環状道路のすぐ南(クルイムスキー橋北緯55度44分02秒 東経37度35分56秒 / 北緯55.73389度 東経37.59889度 / 55.73389; 37.59889の南東)にある「モスクワ近代美術館」を管理下に置いている。ロシア前衛派の抽象芸術の先駆者、ワシリー・カンディンスキーの「コンポジション VII」やカジミール・マレーヴィチの「黒の正方形」など、有名な作品が多数ある。 この美術館は社会主義リアリズムの美術品を所蔵していて、エヴゲニ・ヴチェティチ(英語版)作の「鉄のフェリックス」像(1991年にルビャンカ広場から移動)、「鉄を鍬に」、「若いロシア」がある。また近くにはズラブ・ツェレテリ(英語版)作のピョートル大帝像(高さ86メートル)もある。建物は後期モダニズム建築の箱型なので取り壊しの計画もあるが、反対もあり実現できないでいる。 モスクワ近代美術館のオクチャーブリスカヤ駅近くの公園に、「亡くなった英雄たちの広場」(または戦没者記念広場(英語版))もあり、ソビエト時代の彫刻をそこに移して、野外展示場になっている。 「黒の正方形」(カジミール・マレーヴィチ) 「鉄を鋤に」(エヴゲニ・ヴチェティチ作) ズラブ・ツェレテリの作品(モスクワ近代美術館)
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