メルセデスAMGF1_W14_E_Performance

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メルセデスAMG・F1 W14 E Performance

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/02/25 05:51 UTC 版)

メルセデスAMG・F1 W14 E Performance

2023年オーストリアグランプリ仕様
カテゴリー	F1
コンストラクター	メルセデス
デザイナー	ジェイムズ・アリソン（チーフテクニカルオフィサー） マイク・エリオット（テクニカルディレクター）
先代	F1 W13 E Performance
後継	F1 W15 E Performance
主要諸元
サスペンション（前）	カーボンファイバー製ダブルウイッシュボーン（プッシュロッド式）
サスペンション（後）	カーボンファイバー製ダブルウイッシュボーン（プルロッド式）
全長	5,000(mm)
全幅	2,000(mm)
全高	970(mm)
ホイールベース	3600mm 以下 (411.48cm)
エンジン	メルセデスAMG F1 M14 E Performance 1.6 L V6ターボ
トランスミッション	カーボンファイバー製メインケース／前進8速+後退1速油圧式セミオートマチックシーケンシャル
燃料	ペトロナス製
オイル	ペトロナス製
タイヤ	ピレリ
主要成績
ドライバー	ジョージ・ラッセル ルイス・ハミルトン
出走時期	2023年
通算獲得ポイント	409
初戦	2023年バーレーンGP
最終戦	2023年アブダビGP
出走 優勝 表彰台 ポール Fラップ 22 0 8 1 5
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メルセデスAMG・F1 W14 E Performance (Mercedes-AMG F1 W14 E Performance) は、メルセデスが2023年のF1世界選手権参戦用に開発したフォーミュラ1カーである^[1]。

概要

この節の加筆が望まれています。

マシンは開幕時点では、前年型のW13の正常進化版という状態で、W13の最大の特徴でもあった「ゼロポッド」を引き続き採用していた。しかしレースでは苦戦を強いられていたことから、5月のモナコで空力パッケージを大幅に変更、ゼロポッドを捨てレッドブル・RB18風のサイドポッドを採用した^[2]。

また体制面でも、2021年より最高技術責任者（CTO）としてチームに籍は残しつつも、ヨットのアメリカスカップに参戦する「INEOS Britannia」の技術責任者となり事実上F1から離れていたジェイムズ・アリソンが、4月にテクニカルディレクターとしてチームに本格復帰。一方で、前テクニカルディレクターのマイク・エリオットがアリソンの後任のCTOとなり、二人が立場を入れ替えることになった^[3]。

スペック

シャシー

• 名称: メルセデスAMG F1 W14 E Performance
• タイヤ: ピレリ

記録

（key）

年	No.	ドライバー	BHR	SAU	AUS	AZE		MIA	MON	ESP	CAN	AUT		GBR	HUN	BEL		NED	ITA	SIN	JPN	QAT		USA		MXC	SÃO		USA	ABU	ポイント	ランキング
2023	63	ラッセル	7	4	Ret	4	8	4	5	3	Ret	8	7	5	6	8	6	17	5	16†	7	4	4	8	5	6	4	Ret	8	3	409	2位
	44	ハミルトン	5	5	2	7	6	6	4	2	3	10	8	3	4	7	4	6	6	3	5	5	Ret	2	DSQ	2	7	8	7	9
出典:[4][5]

• 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ
• ^† 印はリタイアだが、90%以上の距離を走行したため規定により完走扱い。

脚注

[脚注の使い方]

注釈

出典

1. ^ “W14 First Words: Firing Up Our 2023 Mercedes-AMG F1 Car!”. MercedesAMGF1.com. 2022年12月23日閲覧。
2. ^ “メルセデス、ゼロポッドをついに捨てる。モナコGPでレッドブル風のサイドポンツーンを投入”. motorsport.com (2023年5月25日). 2024年2月19日閲覧。
3. ^ “不振のメルセデスF1が技術部門の体制変更を発表。ジェームズ・アリソンがテクニカルディレクターに復帰”. オートスポーツWeb (2023年4月22日). 2024年2月19日閲覧。
4. ^ “2023 Constructor Standings”. Formula1.com (2023年3月5日). 2023年2月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月5日閲覧。
5. ^ “Mercedes F1 W-14”. StatsF1 (2023年3月5日). 2023年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月5日閲覧。

ウィキメディア・コモンズには、メルセデスAMG・F1 W14 E Performanceに関連するカテゴリがあります。

表 話 編 歴 メルセデスAMGペトロナス
2010年 - 現在 ワークスチーム	チーム首脳※ トト・ヴォルフ (チーム代表 / MGP社CEO / 共同オーナー) マーカス・シェーファー（ドイツ語版） (MGP社監査役会会長 / メルセデス・ベンツ・グループ取締役｛開発部門責任者｝) 主なスタッフ※ ジェイムズ・アリソン (テクニカルディレクター) ジョン・オーウェン (チーフデザイナー) ロン・メドウズ (スポーティングディレクター) アンドリュー・ショブリン (トラックサイドエンジニアリングディレクター) ピーター・ボニントン (シニアレースエンジニア｛ハミルトン担当｝) ジェフ・ウィリス (アメリカズ・カップ（ヨットレース）担当兼任) 元関係者 ボブ・ベル ロイック・ビゴワ ロス・ブラウン ジョック・クリア ニック・フライ ノルベルト・ハウグ パディ・ロウ アルド・コスタ マーク・エリス クレイグ・ウィルソン ディーター・ツェッチェ ニキ・ラウダ エリック・ブランディン ジェームス・ボウルズ マイク・エリオット 現在のドライバー ルイス・ハミルトン ジョージ・ラッセル 過去のドライバー ミハエル・シューマッハ ニコ・ロズベルグ バルテリ・ボッタス 車両 MGP W01 MGP W02 F1 W03 F1 W04 F1 W05 Hybrid F1 W06 Hybrid F1 W07 Hybrid F1 W08 EQ Power+ F1 W09 EQ Power+ F1 W10 EQ Power+ F1 W11 EQ Performance F1 W12 E Performance F1 W13 E Performance F1 W14 E Performance F1 W15 E Performance 現在のスポンサー ペトロナス イネオス クラウドストライク（英語版） TeamViewer クアルコム (Snapdragon) ソレラ（英語版） UBS グループ42（英語版） HPエンタープライズ AKKODiSコンサルティング IWC アインヘル（英語版） ヌベイ（英語版） SAP AMD ザ・リッツ・カールトン WhatsApp トミーヒルフィガー Sherwin-Williams Luminar 関連組織 ダイムラー/メルセデス・ベンツ・グループ メルセデス・ベンツ メルセデスAMG メルセデス・ジュニア・チーム
1994年 - 現在 エンジン/PU供給	関係者※ ハイウェル・トーマス (マネージングディレクター) マーカス・シェーファー（ドイツ語版） (HPP社取締役会会長 / メルセデス・ベンツ・グループ取締役｛開発部門責任者｝) 元関係者 マリオ・イリエン ポール・モーガン（英語版） オラ・ケレニウス アンディ・コーウェル 供給先 ザウバー マクラーレン ブラウン フォース・インディア メルセデス ウィリアムズ ロータス マノー レーシング・ポイント アストンマーティン 関連組織 メルセデスAMG・ハイパフォーマンス・パワートレインズ (HPP) イルモア ダイムラー・ベンツ/ダイムラークライスラー/ダイムラー/メルセデス・ベンツ・グループ
1952年 - 1955年 ワークスチーム	主な関係者 アルフレート・ノイバウアー フリッツ・ナリンガー ルドルフ・ウーレンハウト 主なドライバー ファン・マヌエル・ファンジオ カール・クリング ハンス・ヘルマン ヘルマン・ラング スターリング・モス アンドレ・シモン（英語版） ピエロ・タルッフィ F1用車両 W196 スポーツカー 300SL（英語版） (W194) 300SLR (W196S) 関連組織 ダイムラー・ベンツ
関連項目	モータースポーツにおけるメルセデス・ベンツ#フォーミュラ1
※役職等は2023年2月時点。太字はメルセデスにおいてドライバーズワールドチャンピオンを獲得。

表 話 編 歴 F1世界選手権 2023年シーズンのF1マシン
レッドブル・RB19 フェラーリ・SF-23 メルセデスAMG・F1 W14 E Performance アルピーヌ・A523 マクラーレン・MCL60 アルファロメオ・C43 アストンマーティン・AMR23 ハース・VF-23 アルファタウリ・AT04 ウィリアムズ・FW45

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