メタル・クイーンとして〜以降(2003年 - 現在)
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2003年/2004年、デビュー20周年時期のライブで、旧ウォーロック・メンバーと共演。アコースティック/シンフォニックに再録した9thソロアルバム『Classic Diamonds』のコンセプトに伴い、「The Classic Night Orchestra」を率いてツアーを展開、ブレイズ・ベイリーや日本のSAEKOも同行した。また、この頃からファン・コミュニティらの間で "メタル・クイーン" と呼ばれ始め浸透していく。 その後、映画に出演し女優業にも進出。そのサウンドトラック曲も収録した節目の10thソロアルバム『Warrior Soul』を2006年にリリース。映画のプロモーションも兼ね、世界各地をライブツアーで周る。 2008年末、デビュー25周年を記念した地元デュッセルドルフのISSドーム・ライブに、ザビーナ・クラッセン(ホーリー・モーゼス), リヴ・クリスティン(リーヴズ・アイズ), ターヤ・トゥルネン(元ナイトウィッシュ), フロール・ヤンセン(アフター・フォーエヴァー), ジーン・チョウ(クリプテリア)ら女性ボーカリスト、また、クラウス・マイネ, ルドルフ・シェンカー, アクセル・ルディ・ペルら母国の重鎮達、旧ウォーロック・メンバー他多数のミュージシャンが祝うために集結した。この模様はライブ作品『25 Years in Rock... and Still Going Strong』として2010年に発表。 2009年、母国最大のHR/HMフェス「ヴァッケン・オープン・エア」の開催20周年を記念した楽曲制作を担当。シングル・リリースもされ、同フェスで披露した。11thソロアルバム『Fear No Evil』のゲストにザビーナ・クラッセン, ターヤ・トゥルネンのほか、アンジェラ・ゴソウ(アーチ・エネミー)が参加し話題となる。翌2010年には初来日公演を果たす。 2010年代に入ると、女性ロック界のレジェンドとして認識され始め、各地で表彰されるようになる。2013年、英『METAL HAMMER』誌選出による「Golden God Legend award」を受賞。米『LA Weekly』誌の「女性メタル・シンガー TOP10」では2位に選出された。 2014年、デビュー30周年記念のライブを開催し、それに伴うコンピレーション作品『Strong and Proud』を2016年にリリース。ウリ・ジョン・ロート, ウド・ダークシュナイダーら母国の重鎮が参加した。 2018年、大物ゲストが多数参加した6年ぶり2枚組の大作ソロアルバム『Forever Warriors, Forever United』を発表。国内チャートでは歴代最高の4位を記録した。関連インタビュー内で、リタ・フォードとの将来的な共演も示唆している。同年、『ヘヴィ・メタル・ヒストリー』の殿堂入り。
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