メインとその関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/12 22:45 UTC 版)
「最後の証人 (柚月裕子)」の記事における「メインとその関係者」の解説
佐方 貞人(さかた さだと) 元検事で今は中野に法律事務所をかまえる弁護士(いわゆる”ヤメ検”)。身なりには無頓着で、ぶっきらぼうな態度をとる。愛煙家で裁判の前日に深酒もするが、腕は確かで、今までも依頼人が満足する判決をほぼ勝ち取ってきた。 「罪をまっとうに裁かせることが正義」だと信じている。 小坂 千尋(こさか ちひろ) 佐方の弁護士事務所の優秀な事務員。弁護士志望で、現在は法科大学院の夜間に通っている。仕事を効率良くこなし、細かいところまで気を配ることができ、見た目も悪くなく依頼者達への礼儀も心得ている。しかしながら佐方にも臆することなく意見することもあるため、佐方が閉口してしまうこともある。 筒井(つつい) 検察庁公判部公判部長。庄司真生検事の上司。「法より人間をみろ」というのが口癖。 辺見(へんみ) 検事正。筒井の上司。 庄司 真生(しょうじ まお) 今回の事件で佐方と対決する米崎地検の女性検察官。推定30代前半。まっすぐな長い髪を後ろでひとつに束ねている。きびきびと動き、頭の回転も早い。保険会社の営業マンだった父親を、精神科に通院歴のある見ず知らずの大学生に刺殺された過去をもつ。大学生は心神喪失状態で不起訴になった。 庄司 洋子(しょうじ ようこ) 真生の母親。長年、慢性糸球体腎炎を患っている。現在は風邪から急性腎炎を引き起こして入院中。夫は真生が小学校6年生の時に亡くなったため、スーパーのパートから化粧品の訪問販売員(正社員)に職を変え、双方の実家にも頼らず1人で真生を育てた。 三宅 晃(みやけ あきら) 去年、米崎地検に採用された検察事務官。仕事は細かいが、性格はおおざっぱな男。「しょうがない」が口癖で、よくいえばポジティヴ、悪く言えば物事を深く考えない性格。
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