ムーランプリンセス【ムーランプリンセス】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9584号 |
登録年月日 | 2001年 11月 22日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | ムーランプリンセス よみ:ムーランプリンセス | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2001年 11月 22日 | |
品種登録者の名称 | 牛田豊文 | |
品種登録者の住所 | 愛知県海部郡佐屋町大字金棒字東101番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 牛田豊文 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、育成者所有の無名実生種に無名実生種の混合花粉を交配して育成されたものであり、花は紫ピンク色の中輪で、鉢物向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は高である。茎の太さはやや細、色は緑、強さは強、中空の程度は中、摘心後の分枝性は多、側らいの発生程度は少、節間長は中である。葉身長、葉幅、葉の縦横比及び葉柄の長さは中、葉の先端部分の形は尖、一次欠刻は深、表面の色、裏面の色及び毛じの多少は中、光沢度は弱、厚さはやや厚、硬さは軟、葉柄の着生角度は上向きである。たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず、大きさは中、分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は円筒形、花の大きさは中、厚みはやや低、舌状花の重ねは1.5列まで、舌状花数はかなり少である。管状花部の直径はやや小、管状花数はやや多、分布は集中、長さは中である。花弁の形はさじ弁、先端の形は丸い、長さは中、幅は狭、外花弁の表面の色は紫ピンク(JHS カラーチャート8903)、裏面の色は淡紫ピンク(同9202)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は上向き、花盤の色は黄緑、花たくの形は盛り上がった円錐状、大きさはかなり小、総ほうの大きさは小、花首の太さは細、長さはやや長、生態分類型は秋ギクである。「ペリエ」と比較して、葉の先端部分の形が尖であること、外花弁の表面の色が紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に育成者の温室(愛知県海部郡佐屋町)において、育成者所有の無名実生種に無名実生種の混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「ムーラン プリンセス」であった。 |
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