ミクロマンパンチ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 08:19 UTC 版)
ブリザード同様ギミック重視の新ミクロマン。名前の通り、内蔵のスプリングで腕が動いてパンチを放つ。そのため胴体部はナイトと同じ一体成型。胸と足に磁石が組み込まれ、付属のアーマーパーツを脱着可能で、同梱の鉄板入りスタンドに立たせられる。前述のファンクラブ会報によると、星間帝王デスキングの侵攻を偵察に向かったレスキュー隊員「リチャード、ジェームス、レオナード、クラーク」の4人が戦死してしまい、ミクロマンブリザードたちの協力によってサイボーグとして蘇生されたという設定を持つ。パンチを振り下ろす「ハンマータイプ(脛の色が青)」と振り上げる「アッパータイプ(脛の色が赤)」の2種があり、槍状の個人武器・ヘルメット・アーマーが異なる。この時期の製品は既に刷新が決定していたのか、パンチ・ブリザード共に「詰め込めるだけのギミックを詰め込んだもの」となっており、玩具の出来としてだけ見れば完成度は高いが、人気的には今一つで「第2期ミクロマン離れ」を起こしたシリーズでもある。結果的にはこのシリーズを最後にその世界観ごとリニューアルされ、ニューミクロマンとなる。ボディの配色はミクロナイトシリーズと同じメッキパーツの(A)胴体・腕・大腿部とパンチのタイプに対応した単色プラ成型の(B)脛・アーマーという構成で、ヘルメットのみ赤なら青、青なら赤と逆の色が採用されている。グローブ状の手と磁石内臓の足首、武器や動力パイプ等は黒鉄色の軟質素材で共通している。名前はパンチから連想されるボクサーのキャラ名のみならず、強く逞しいイメージの男性キャラ名が当てられた。
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