マーメイ・シスターズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/06 03:57 UTC 版)
恋に破れた人魚たちの集団。人魚は人間に恋した時、秘薬によって一時的に人間の姿を手に入れることができ、その期間内に恋を成就させれば完全な人間の姿を手に入れることができるが、その恋が実らなかったときは副作用によって「男と目が合うと魚の姿になる」という体質になる(ただしその後のキリエ等の例を見る限り、もう一度恋を成就させればその副作用は解ける模様)。そのため、失恋した人魚たちは同じ境遇のもの同士で一緒に集団を作って暮すようになる。 カナリ=オ=シャンブルー マーメイ・シスターズのリーダー的存在の人魚。一人称は「私」。自称『空気の読める人魚』。しかし早とちりしてばかりで、たいてい見当違い。みおのことをリッカの恋敵と勘違いし、みおと対峙した。必殺技は『マーメイ☆タイフーン』。 他人の恋事を積極的に応援したりするが、それは恋敵が現れた時、想いを告げられずに身を引いた自身の未練からである。が、みおとの一件後、「かなう」「かなわない」に関係なく、自分の想いを伝えることが大事ではないかと考えなおし、もう一度初恋の人に会いに行くことを決める。ちなみにその初恋の男の子と恋敵(?)の少女は、二人とも突然いなくなったカナリのことをとても心配しており、再会した際、「もうどこにも行くなよな」と声をかけている。(ちなみに2人は副作用で魚の姿になっていたカナリをちゃんと認識しており、2人にとってカナリは大切な存在である模様。) キリエ マーメイ・シスターズの人魚。一人称は「私」。刃物のような形状の腕を持ちヤンと対峙するものの、その戦闘の中で初めて自分を女性扱いしてくれたヤンに恋をしてしまう。自分に自信がなかったため諦めようとしたが、トトの励ましもあり、自身の気持ちをヤンに伝えようと決心し、冒険に出かける。ちなみに再登場したときはトトが「誰ーッ!?」と思うほどの美人に変わっていた。(作者いわく「恋は乙女を美しくする」とのこと) ヤンを求めて単行本裏の漫画で恋の冒険に乗り出し、途中ヴェクア海賊団の2人の協力もあり、遂に「約束の地」での最終決戦後海へ消えたヤンを救う形で再会する。そして念願かなってヤンと結ばれる。 トト マーメイ・シスターズの人魚。一人称は「ワタシ」。人魚たちの中で取り分け鍛えられた筋肉を持っており、グリフと対峙した。
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