マリ連邦とは? わかりやすく解説

マリ連邦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/19 15:29 UTC 版)

マリ連邦(マリれんぽう、フランス語: Fédération du Mali)は、1959年4月4日に成立した連邦国家で、フランス領西アフリカの一部であったスーダン共和国(現在のマリ共和国)とセネガル共和国が合併し、翌1960年6月20日にフランスから独立した[1]。しかし同年8月20日にセネガルが分離独立し、残った旧スーダン共和国も同年9月22日にあらためてマリ共和国[2]として独立したために消滅した。独立国としては2ヶ月のみ存在した短命国家である。


  1. ^ 平凡社世界大百科事典第2版のマリ連邦の言及。『マリ連邦(読み)まりれんぽう』 - コトバンク
  2. ^ マリ』 - コトバンク
    • 「マリ」『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』Britannica Japan Co., Ltd、2014年。
    • 「マリ」『デジタル大辞泉』小学館、2020年。
    • 「マリ」『精選版 日本国語大辞典』小学館。
    • 「マリ」『デジタル大辞泉プラス』小学館。
  3. ^ 内藤陽介 2013, p. 64.
  4. ^ 内藤陽介 2013, p. 94.
  5. ^ a b 内藤陽介 2013, p. 65.
  6. ^ a b c 内藤陽介 2013, p. 68.
  7. ^ a b 内藤陽介 2013, p. 69.
  8. ^ 内藤陽介 2013, p. 70.
  9. ^ Flag of French Sudan (1958–1959)(Wikimedia Commons)


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マリ連邦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/01 07:10 UTC 版)

モディボ・ケイタ」の記事における「マリ連邦」の解説

1950年代後半入りアフリカ植民地独立現実的になってくると、ケイタパン・アフリカ主義に基づきフランス領西アフリカ植民地連合提唱し分離独立唱えるウフェボワニ対立しセネガルサンゴール近づくようになった1959年1月フランス領スーダン・セネガル・オートボルタ(現ブルキナファソ)・ダオメー(現ベナン)の4ヶ国の代表がダカール集まって協議するも、スーダンセネガル統一国家主張したのに対しオートボルタダオメー独立国家連合主張し会議決裂1960年6月スーダンセネガル国名をかつてのマリ帝国にちなんでマリ連邦となり、サンゴール国会議長ケイタ首相に就任した。 しかし、親西側サンゴールと、親東側ケイタ路線対立がすぐに表面化し1960年8月20日にマリ連邦は解体8月22日スーダンマリ共和国として単独独立しケイタ初代大統領就任した

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