マップ・移動関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/24 20:20 UTC 版)
開始直後、主人公は何の指示も与えられないままフィールドマップに放り出される。しかも最初に向かうべき町は「超能力で隠れている」という設定でフィールド上に表示されない。さらにHPなどを回復することができるポイントがこの町にしか無いため、この町に気づけなければストーリーの進行以前に敵との戦闘などでゲームを進められない。 キャラクターの移動速度が極めて遅く、1マスの移動に1秒近くかかる。町の中のNPCなどに追いつけずに話しかけにくい。 町などの子マップからフィールド上に戻ったり、敵との戦闘からESP「てれぽーと」による逃走に失敗したりすると、元の場所ではなく、フィールドごとに決まったポイントに飛ばされる。例えば、2つめの町に入りその町から出ると、その町がある場所ではなく、1つめの町があった場所に戻される。場合によっては、物語進行上先にあるはずの行ったことのない場所に出てしまう。町から出ると遠くの場所まで飛んでしまうため、フラグを立てるために町を往復するというRPGでは基本のはずの作業ですら困難となる。 中盤以降、ドアを開けるために必要となる「IDかーど」が最強クラスの装備品並、あるいはそれの数倍もの値段と高価である上に、使い捨てである。しかも一度開けてもドアはまた閉まるため、一枚しかかーどを持たない状態でドアのある部屋に入ると閉じ込められ、セーブ・リスタートを余儀なくされる事がある。 さらに、このIDかーどを購入するための資金を溜めようとしても、後述のパスワードの問題によりお金を溜めること自体の難易度が高い。 一応、このIDかーどをタダでくれるNPCが存在するが、やはりノーヒントであり、気づかずにまじめに金を溜め続けるプレイヤーは多い。 クリアに不可欠な特定アイテムの入手方法が、「マップ上の特定地点を通過する」というもの。全く見えず、しかも入手してもわずかな効果音がするのみ。 フィールド内には歩くとダメージを受ける場所が存在するが、ダメージを受けている事に気づかせる描写が一切ない。そして、キャラクターが死んだ時に初めてそのメッセージが表示される。そのため、キャラクターが死んで初めて気が付く、ということがある。
※この「マップ・移動関連」の解説は、「星をみるひと」の解説の一部です。
「マップ・移動関連」を含む「星をみるひと」の記事については、「星をみるひと」の概要を参照ください。
- マップ・移動関連のページへのリンク