マオリ族の聖地としてとは? わかりやすく解説

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マオリ族の聖地として(文化遺産)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/16 04:04 UTC 版)

トンガリロ国立公園」の記事における「マオリ族の聖地として(文化遺産)」の解説

ニュージーランドマオリ語アオテアロアAotearoa)にポリネシア人定住したのは、およそ1300年ごろとされるマオリ族文化は、豊かな口承伝承によって残されており、その口承伝承は、人々ニュージーランド織り成す風景との間の関係が中心的な役割果たしてきた。 彼らのカヌー艦隊の中で、最も重要なカヌーアラワ号(英語版)であり、アラワ船員の子孫と伝えられるマオリ族内のンガティ部族である。19世紀南オーストラリア州総督2度ニュージーランド総督ケープ植民地総督歴任したジョージ・グレイは、以下のマオリ族伝承記録している。 ガティ部族祖先で、アラワ号の航海者にして司祭であったナトロイランギ(英語版)は、探検者でもあった。ベイ・オブ・プレンティ上陸した彼は、北東内陸部へと探検するロトルアタウポ湖探検した彼は、タウポ湖の南の対岸位置するトンガリロ山見上げトンガリロ山登頂企図した。しかし、トンガリロ山登頂時に凍死寸前状況にまで追い込まれた。その時に、ホワイト島残っていた二人の妹に「火を持ってきてくれ」と頼んだ。その声が南風乗り、妹のところまで届き現在の環太平洋火山帯山々噴火し彼のもとに、火が届いたその結果、彼は一命取り留めることができた。 この伝承より、マオリ語で冷たい南からの風を意味する「Tonga-riro」が山の名前につけられのであるマオリ聖地であるこの国立公園文化的価値評価されたことから、1993年文化遺産登録基準追加的適用され複合遺産となった世界遺産となった文化的景観第一号である 。

※この「マオリ族の聖地として(文化遺産)」の解説は、「トンガリロ国立公園」の解説の一部です。
「マオリ族の聖地として(文化遺産)」を含む「トンガリロ国立公園」の記事については、「トンガリロ国立公園」の概要を参照ください。

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