マイ・ターンとは？ わかりやすく解説

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マイ・ターン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/08/05 09:07 UTC 版)

この項目では、リル・ベイビーのアルバムについて説明しています。
『マイ・ターン』
リル・ベイビー の スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ヒップホップ
時間
レーベル キャピトル、モータウン、ウルフパック、Quality Control
リル・ベイビー アルバム 年表
『Street Gossip』
(2018年)		 『マイ・ターン』
(2020年)		 『Lamborghini Boys』
(2021年)
『マイ・ターン』収録のシングル
  1. 「Woah」
    リリース: 2019年11月8日 (2019-11-08)
  2. 「Sum 2 Prove」
    リリース: 2020年1月10日 (2020-01-10)
  3. 「Emotionally Scarred」
    リリース: 2020年4月15日 (2020-04-15)
  4. 「All In」
    リリース: 2020年4月23日 (2020-04-23)
  5. 「The Bigger Picture」
    リリース: 2020年6月12日 (2020-06-12)
テンプレートを表示

『マイ・ターン』（英: My Turn）は、アメリカ合衆国のラッパー、リル・ベイビーの2作目のスタジオ・アルバム。2020年2月28日にキャピトル・レコード、モータウン・レコード、ウルフパック、クオリティー・コントロールからリリースされた。

背景

アルバムには、客演としてガンナ、42ダッグ、フューチャー、リル・ウージー・ヴァート、リル・ウェイン、マネーバッグ・ヨー、ヤング・サグ、ライロ・ロドリゲスが参加している。このアルバムから「Woah」、「Sum 2 Prove」、「Emotionally Scarred」、「All In」、「The Bigger Picture」がシングルカットされた。「The Bigger Picture」は第63回グラミー賞で2部門にノミネートされた。

2019年10月、リル・ベイビーは次のスタジオ・アルバムを2019年末までにリリースする計画を明らかにしたが、翌年まで延期された[1]。2020年1月、アルバムのアートワークと発売日が明らかになった[2][3]。リル・ベイビーはインスタグラム・ライヴにて、アルバムのタイトルについて説明した。

タイトルを『My Turn』にしたのは、他のリルが順番を待っていたような気がするからだ。今は俺の番だ。みんながミックステープやアルバムをリリースして、1位、2位、3位になったんだ。[4]。

プロモーション

シングル

2019年11月8日、「Woah」を本作のリードシングルとしてデジタルダウンロードリリース。プロデュースはクエイ・グローバルが担当した[5]。12月6日、同曲のミュージックビデオが公開された[6]。Billboard Hot 100で最高位15位を記録[7]。

2020年1月10日、「Sum 2 Prove」を2枚目のリードシングルとしてリリース。プロデュースはツウィステッド・ジーニアスが担当した[8]。2月18日、同曲のミュージックビデオが公開された[9]。Billboard Hot 100で最高位31位を記録[7]。

4月15日、「Emotionally Scarred」をサードシングルとしてリリース。4月30日、同曲のミュージックビデオが公開された[10]。Billboard Hot 100で最高位31位を記録[7]。

4月23日、「All In」をフォースシングルとしてデジタルダウンロードリリース。同日、ミュージックビデオが公開された[11]。Billboard Hot 100で最高位45位を記録[7]。

6月12日、「The Bigger Picture」をフィフスシングルとしてデジタルダウンロードリリース。同日、ミュージックビデオが公開された[12]。Billboard Hot 100で最高位3位を記録[7]。

アートワーク

今作のアートワークは、大きな岩の上に立つリル・ベイビーを水、子ヤギ、緑が囲む牧歌的な絵になっている。彼は大麻に火をつける仕草を見せており、その煙がアートワークの危険性を高めている[2][13]。

売上

本作は、リリース初週に19.7万枚（純粋なアルバム売上は1万枚）を売り上げ、本国アメリカのBillboard 200で初登場1位を獲得した。これはリル・ベイビーにとって初の全米1位を獲得した作品となった[14]。さらに、本作に収録されている12曲がリリース週のBillboard Hot 100で同時チャートインした。これでBillboard Hot 100にチャートインしたリル・ベイビーの楽曲は47曲となり、プリンス、ポール・マッカートニーと並んだ[15]。今作は13週連続でTop 6入りを果たし、2020年6月20日付のBillboard 200で再び1位に返り咲いた[16]。そこから4週首位をキープし、合計5週にわたって同チャート1位を獲得した[17]。2020年9月11日、『My Turn』は全米でアルバム換算の売上枚数が200万枚を超え、ダブル・プラチナに認定された。『My Turn』はアルバム換算の売上枚数が263.2万枚を記録し、2020年最も売れたアルバムとなった（純粋なアルバム売上は4万枚）[18]。

収録曲

# タイトル 作詞・作曲 プロデューサー 時間
1. 「Get Ugly」
ATL Jacob
2. 「Heatin Up[注 1]」(with Gunna)
Quay Global
3. 「How」
  • Jones
  • Shane Lindstrom
 Murda Beatz
4. 「Grace」(with 42 Dugg)
  • Jones
  • Dion Hayes
  • Zachary Thomas
 Budda Beats
5. 「Woah」
  • Jones
  • Rosser
 Quay Global
6. 「Live Off My Closet」(featuring Future)
  • Twysted Genius
  • Priority Beats[a]
7. 「Same Thing」
  • Jones
  • Brytavious Chambers
  • Jared Scharff
  • Tay Keith
  • Pearl Lion[a]
8. 「Emotionally Scarred」
  • Jones
  • Portis
 Twysted Genius
9. 「Commercial」(featuring Lil Uzi Vert)
  • Tay Keith
  • Keanu Beats[a]
  • Fabio Aguilar[a]
10. 「Forever」(featuring Lil Wayne)
Twysted Genius
11. 「Can't Explain」
  • Jones
  • Rosser
 Quay Global
12. 「No Sucker」(with Moneybagg Yo)
  • Jones
  • Demario White, Jr.
  • Chambers
  • Torres
  • Tay Keith
  • Keanu Beats[a]
  • Fabio Aguilar[a]
13. 「Sum 2 Prove」
  • Jones
  • Portis
 Twysted Genius
14. 「We Should」(with Young Thug)
Wheezy
15. 「Catch the Sun」(from Queen & Slim: The Soundtrack)
  • Jones
  • Chauncey Hollis
 Hit-Boy
16. 「Consistent」
  • Jones
  • Rosser
 Quay Global
17. 「Gang Signs[注 2]」
  • Jones
  • Paul Beauregard
  • Tim Moore
  • DJ Paul
  • TWhy Xclusive
18. 「Hurtin」
  • Jones
  • Rosser
 Quay Global
19. 「Forget That」(with Rylo Rodriguez)
  • Jones
  • Ryan Adams
  • Lindstrom
  • Tyler Armes
  • Murda Beatz
  • Armes
20. 「Solid」
  • Jones
  • Chidi Osondu
  • Hagan Lange
  • Chi Chi
  • Hagan[a]
合計時間:
デラックス・エディション (ボーナストラックス)
# タイトル 作詞・作曲 プロデューサー 時間
21. 「Social Distancing」
  • Jones
  • Rai'Shaun Williams
  • Osondu
  • Thanush Perinpanesan
  • Section 8
  • Chi Chi
  • YoungTN
22. 「All In」
  • Jones
  • Rosser
 Quay Global
23. 「Low Down」
  • Jones
  • Rosser
 Quay Global
24. 「Humble[注 3]」
Section 8
25. 「Get Money」
  • Jones
  • R. Williams
  • Osondu
  • Noah Pettigrew
  • Section 8
  • Chi Chi
  • Noah
26. 「We Paid」(with 42 Dugg)
  • Jones
  • Hayes
  • R. Williams
 Section 8
27. 「The Bigger Picture」
  • Jones
  • R. Williams
  • Pettigrew
  • Section 8
  • Noah
合計時間:

チャート

アルバム『My Turn』のチャート
国/地域 最高位
オーストラリア (ARIA)[20] 20
オーストリア (Ö3 Austria)[21] 27
ベルギー (Ultratop Flanders)[22] 36
ベルギー (Ultratop Wallonia)[23] 109
カナダ (Billboard)[24] 2
デンマーク (Hitlisten)[25] 25
オランダ (MegaCharts)[26] 14
エストニア (Eesti Tipp-40)[27] 33
フランス (SNEP)[28] 60
ドイツ (Offizielle Top 100)[29] 88
Irish Albums (OCC)[30] 12
イタリア (FIMI)[31] 54
ニュージーランド (RMNZ)[32] 19
ノルウェー (VG-lista)[33] 14
スウェーデン (Sverigetopplistan)[34] 44
スイス (Schweizer Hitparade)[35] 20
UK アルバムズ (OCC)[36] 6
US Billboard 200[37] 1
US Top R&B/Hip-Hop Albums (Billboard)[38] 1
US Top Rap Albums (Billboard)[39] 1

脚注

補足

^[a] 共同プロデューサーを指す。

サンプルクレジット

  1. ^ ヤング・サグとガンナが2019年にリリースした「Hot」を一部収録している（クレジットなし）[19]。
  2. ^ ティアー・ダ・クラブ・アップ・サグズがリリースした「Throw Your Sets」を一部収録している。
  3. ^ ロリー・ペリーがリリースした「Up Against the Wind」をサンプリングしている。

出典

[脚注の使い方]
  1. ^ Renshaw, David (2019年10月7日). “Lil Baby says he's releasing a new album before the end of the year”. The Fader. 2020年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月18日閲覧。
  2. ^ a b “Lil Baby Reveals 'My Turn' Album Cover”. Rap-Up (2020年1月2日). 2020年2月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月18日閲覧。
  3. ^ “Lil Baby Reveals 'My Turn' Album Release Date”. Rap-Up (2020年1月30日). 2020年2月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月18日閲覧。
  4. ^ Schatz, Lake (2020年1月7日). “Lil Baby performs "Woah" on Fallon: Watch”. Consequence of Sound. 2020年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月18日閲覧。
  5. ^ Hussey, Allison (2019年11月8日). “Lil Baby Shares New Song "Woah": Listen”. Pitchfork. 2020年2月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月18日閲覧。
  6. ^ Groce, Nia (2019年12月9日). “Lil Baby Shows off Dance Moves and Luxury Cars in "Woah" Video”. Hypebeast. 2020年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月18日閲覧。
  7. ^ a b c d e “Lil Baby Chart History: Hot 100”. Billboard. 2020年12月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月18日閲覧。
  8. ^ “Lil Baby Has "Sum 2 Prove" With His Latest 'My Turn' Track”. Hypebeast (2020年1月10日). 2020年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月18日閲覧。
  9. ^ Powell, Jon (2020年2月18日). “Lil Baby's new video shows that he still has "Sum 2 Prove"”. Revolt. 2020年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月18日閲覧。
  10. ^ “Top 40 Rhythmic Crossover Radio Music News, Charts, Top Songs, Stations”. All Access. 2020年4月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月22日閲覧。
  11. ^ Zidel, Alex (2020年4月23日). “Lil Baby Bosses Up On New Single "All In"”. HotNewHipHop. 2020年5月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月1日閲覧。
  12. ^ Aswad, Jem (2020年7月12日). “Lil Baby Drops Powerful Protest-Themed Song, 'The Bigger Picture'”. Variety. 2020年10月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月17日閲覧。
  13. ^ Mamo, Heran (2020年1月2日). “Lil Baby Declares It's 'My Turn' With New Album Artwork”. Billboard. 2020年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月18日閲覧。
  14. ^ Caulfield, Keith (2020年3月8日). “Lil Baby Earns First No. 1 Album on Billboard 200 Chart With 'My Turn'”. Billboard. 2020年3月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月9日閲覧。
  15. ^ Coleman III, C. Vernon (2020年3月14日). “Lil Baby Ties Prince and Paul McCartney for Number of Billboard Hot 100 Hits”. XXL. 2020年3月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月3日閲覧。
  16. ^ Caulfield, Keith (2020年6月14日). “Lil Baby's 'My Turn' Album Returns to No. 1 on Billboard 200 Chart After Three Months”. Billboard. 2020年6月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月15日閲覧。
  17. ^ Caulfield, Keith (2020年7月5日). “Lil Baby's 'My Turn' Hits Fifth Week at No. 1 on Billboard 200 Chart”. Billboard. 2020年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月6日閲覧。
  18. ^ Caulfield, Keith (2021年1月7日). “Lil Baby's 'My Turn' Is MRC Data's Top Album of 2020, Roddy Ricch's 'The Box' Most-Streamed Song”. Billboard. 2021年1月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月13日閲覧。
  19. ^ Mamo, Heran (2020年2月28日). “Lil Baby Releases 'My Turn' Album, Drops 'Heatin' Up' Video With Gunna”. Billboard. 2021年1月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月9日閲覧。
  20. ^ "Australiancharts.com – Lil Baby – My Turn". Hung Medien. 2020年3月7日閲覧。
  21. ^ "Austriancharts.at – Lil Baby – My Turn" (in German). Hung Medien. 2020年3月12日閲覧。
  22. ^ "Ultratop.be – Lil Baby – My Turn" (in Dutch). Hung Medien. 2020年3月7日閲覧。
  23. ^ "Ultratop.be – Lil Baby – My Turn" (in French). Hung Medien. 2020年3月7日閲覧。
  24. ^ "Lil Baby Chart History (Canadian Albums)". Billboard. 2020年3月9日閲覧。
  25. ^ "Danishcharts.com – Lil Baby – My Turn". Hung Medien. 2020年3月11日閲覧。
  26. ^ "Dutchcharts.nl – Lil Baby – My Turn" (in Dutch). Hung Medien. 2020年3月6日閲覧。
  27. ^ Nestor, Siim (2020年3月10日). “Eesti Tipp-40 Muusikas: Uku Suviste hit the heights, but the most popular story from the Estonian Song final is ...” (エストニア語). Eesti Ekspress. 2021年1月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月9日閲覧。
  28. ^ "Lescharts.com – Lil Baby – My Turn". Hung Medien. 2020年3月9日閲覧。
  29. ^ "Offiziellecharts.de – Lil Baby – My Turn" (in German). GfK Entertainment Charts. 2020年3月6日閲覧。
  30. ^ "Official Irish Albums Chart Top 50". Official Charts Company. 2020年3月7日閲覧。
  31. ^ "Italiancharts.com – Lil Baby – My Turn". Hung Medien. 2020年3月7日閲覧。
  32. ^ "Charts.org.nz – Lil Baby – My Turn". Hung Medien. 2020年3月7日閲覧。
  33. ^ "Norwegiancharts.com – Lil Baby – My Turn". Hung Medien. 2020年3月7日閲覧。
  34. ^ "Swedishcharts.com – Lil Baby – My Turn". Hung Medien. 2020年3月7日閲覧。
  35. ^ "Swisscharts.com – Lil Baby – My Turn". Hung Medien. 2020年3月11日閲覧。
  36. ^ "Official Albums Chart Top 100". Official Charts Company. 2020年3月7日閲覧。
  37. ^ "Lil Baby Chart History (Billboard 200)". Billboard. 2020年8月5日閲覧。
  38. ^ "Lil Baby Chart History (Top R&B/Hip-Hop Albums)". Billboard. 2020年5月8日閲覧。
  39. ^ "Lil Baby Chart History (Top Rap Albums)". Billboard. 2020年5月8日閲覧。

マイターン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/08/29 18:29 UTC 版)

この項目では、競走馬について説明しています。
マイターン
欧字表記 My Turn[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 牡[1]
毛色 鹿毛[1]
生誕 1995年4月18日[1]
登録日 1997年6月12日
抹消日 2002年11月8日
父 サクラチヨノオー[1]
母 フミノアミューズ[1]
母の父 キャタオラ[1]
生国 日本（北海道浦河町）[1]
生産者 東栄牧場[1]
馬主 下井道博[1]
調教師 上田三千夫（栗東）→
宮徹（栗東）→
西塚安夫（美浦南）→
高橋義博（美浦北）
[1]
厩務員 渡井千明（宮厩舎）[2][3]
競走成績
生涯成績 中央競馬27戦6勝
地方競馬11戦2勝
[1]
獲得賞金 3億3665万円[1]
勝ち鞍
GII 東海ウインターS 1999年
GII ダイオライト記念 2000年
GII オグリキャップ記念 2000年
テンプレートを表示

マイターン[1]は、日本の競走馬。1999年東海ウインターステークス、2000年のダイオライト記念とオグリキャップ記念。馬名の意味は「私の順番」。

戦歴

故障のため仕上がりが遅れ1998年5月京都でのデビューとなる、そのデビュー戦を含む全38戦全てダート競走に出走した。

4歳時に重賞初挑戦のGIにて3着に入るなど、先行策からの粘りを武器に大崩れの少ない堅実な成績を残すが勝ち味に乏しくオープン昇格後もしばらくは入着止まりの内容が続く。1999年3月、上田三千夫調教師引退に伴い宮徹厩舎へ転厩。5歳になっても惜敗が続いていたが、同年12月にウインターステークスを勝ち、待望の重賞タイトルを獲得すると2000年にはダイオライト記念、オグリキャップ記念と重賞2連勝。ダート長距離路線の一員にのし上がる。しかし2年ぶりのGIとなった帝王賞にて直線失速、勝ち馬から6秒以上離される大敗を喫すると、陣営は秋ローテを白紙にし本馬は長期休養に入る。

復帰後は最後の直線で粘りこむ往時の走りは見られず、2桁着順を繰り返し成績は急落。その間の2002年1月に美浦の西塚安夫厩舎へ移り関東馬となり、さらに2002年9月に高橋義博厩舎へ転厩。その後も勝ち星を上げることなく2002年11月に競走馬登録を抹消、同年12月よりJRA競馬学校にて実習訓練用の使役馬となった。

競走成績

以下の内容は、netkeiba.com[4]およびJBISサーチ[5]に基づく。

競走日 競馬場 競走名 格 距離（馬場） 頭
数		 枠
番		 馬
番		 オッズ
（人気）		 着順 タイム
（上がり3F）		 着差 騎手 斤量
[kg]		 1着馬（2着馬） 馬体重
[kg]
1998.05.10 京都 4歳未勝利 ダ1400m（良） 12 6 7 019.50（6人） 01着 R1:24.5（36.8） -1.1 0小林徹弥 55 （ラインザクラ） 508
0000.05.23 中京 4歳500万下 ダ1700m（良） 15 2 3 002.20（1人） 03着 R1:47.5（38.1） -0.2 0小林徹弥 55 ショウワヒカル 510
0000.06.13 中京 4歳500万下 ダ1700m（良） 16 6 11 002.50（1人） 02着 R1:46.3（39.4） -0.3 0小林徹弥 55 ナリタホマレ 506
0000.07.05 阪神 4歳500万下 ダ1400m（良） 10 8 11 取消 0小林徹弥 55 イソノサンダー 計不
0000.08.16 札幌 4歳上500万下 ダ1000m（不） 12 7 10 002.30（1人） 04着 R1:00.1（35.9） -0.9 0小林徹弥 55 オンワードウィナー 504
0000.08.29 札幌 4歳上500万下 ダ1700m（重） 13 1 1 002.30（1人） 01着 R1:45.7（38.2） -1.0 0小林徹弥 55 （オンザトップ） 504
0000.09.13 札幌 苫小牧特別 900万下 ダ1700m（良） 13 6 9 002.90（1人） 02着 R1:46.0（38.3） -0.7 0小林徹弥 55 トーヨーペクター 500
0000.10.10 京都 4歳上900万下 ダ1800m（良） 8 6 6 003.30（3人） 01着 R1:50.2（36.5） -0.3 0南井克巳 55 （トシマキバオー） 502
0000.11.14 京都 大原S 1600万下 ダ1400m（良） 16 5 9 005.20（2人） 14着 R1:24.9（38.6） -1.2 0南井克巳 54 ヤマニンリボルバー 510
0000.11.29 京都 花園S 1600万下 ダ1800m（良） 15 4 8 007.50（4人） 01着 R1:50.2（37.0） -0.2 0橋本美純 55 （ダンシングチアズ） 508
0000.12.14 水沢 ダービーグランプリ GI ダ2000m（不） 10 8 10 00 - 00（2人） 03着 R2:07.90000000 -0.1 0橋本美純 56 ナリタホマレ 514
1999.01.10 京都 平安S GIII ダ1800m（良） 15 2 4 015.40（6人） 03着 R1:50.4（36.1） -0.5 0橋本美純 55 オースミジェット 514
0000.02.27 阪神 仁川S OP ダ1800m（不） 16 8 16 005.00（2人） 03着 R1:51.1（38.5） -0.7 0南井克巳 54 デピュティーアイス 518
0000.03.17 船橋 ダイオライト記念 GII ダ2400m（重） 8 3 3 00 - 00（3人） 02着 R2:32.10000000 -0.1 0河内洋 56 アブクマポーロ 508
0000.04.04 中京 竹秋S OP ダ1700m（良） 15 8 14 003.30（1人） 01着 R1:45.9（38.7） -0.1 0橋本美純 55 （マチカネワラウカド） 510
0000.05.08 京都 アンタレスS GIII ダ1800m（良） 13 4 5 003.60（1人） 03着 R1:50.0（36.0） -0.5 0河内洋 56 オースミジェット 510
0000.05.22 東京 武蔵野S GIII ダ2100m（良） 15 8 14 004.50（3人） 04着 R2:10.0（36.5） -0.4 0河内洋 56 エムアイブラン 512
0000.06.13 中京 東海S OP ダ1700m（良） 16 5 10 002.10（1人） 02着 R1:45.1（36.6） -0.0 0橋本美純 56 キョウトシチー 510
0000.10.23 東京 神無月S OP ダ1600m（良） 16 1 2 006.90（3人） 04着 R1:36.0（37.4） -0.2 0蛯名正義 56 チョウカイライジン 520
0000.11.03 名古屋 東海菊花賞 GII ダ2500m（稍） 12 7 9 00 - 00（2人） 03着 R2:42.00000000 -1.0 0橋本美純 56 マチカネワラウカド 526
0000.12.05 小倉 東海ウインターS GII ダ2400m（良） 12 8 11 003.60（2人） 01着 R2:33.6（37.5） -0.2 0橋本美純 56 （ウイングアロー） 528
2000.01.23 京都 平安S GIII ダ1800m（不） 16 4 8 007.50（4人） 14着 R1:52.7（39.3） -2.9 0橋本美純 58 オースミジェット 532
0000.03.08 船橋 ダイオライト記念 GII ダ2400m（良） 11 6 6 00 - 00（3人） 01着 R2:36.7（38.2） -0.0 0橋本美純 56 （インテリパワー） 521
0000.04.26 笠松 オグリキャップ記念 GII ダ2500m（重） 9 1 1 00 - 00（1人） 01着 R2:43.30000000 -0.2 0橋本美純 57 （マキバスナイパー） 530
0000.05.21 中京 東海S GII ダ2300m（良） 16 6 12 004.50（2人） 03着 R2:24.8（38.3） -0.6 0橋本美純 57 ファストフレンド 526
0000.06.22 大井 帝王賞 GI ダ2000m（良） 16 6 11 00 - 00（9人） 16着 R2:12.4（45.9） -6.8 0橋本美純 57 ファストフレンド 522
2001.06.17 阪神 プロキオンS GIII ダ1400m（良） 16 8 16 085.0（10人） 13着 R1:26.4（40.5） -3.5 0安藤勝己 58 ブロードアピール 542
0000.07.20 盛岡 マーキュリーC GIII ダ2000m（良） 13 8 12 00 - 00（5人） 12着 R2:10.60000000 -5.3 0橋本美純 58 ミラクルオペラ 543
0000.08.26 小倉 阿蘇S OP ダ1700m（良） 11 5 5 027.40（9人） 03着 R1:46.0（38.8） -0.6 0橋本美純 57 レディバラード 538
0000.09.29 中山 ペルセウスS OP ダ1800m（良） 10 8 9 008.00（5人） 03着 R1:51.5（38.6） -1.3 0橋本美純 59 トーホウダイオー 532
0000.10.16 上山 さくらんぼ記念 GIII ダ1800m（良） 12 2 2 00 - 00（1人） 07着 R1:56.80000000 -1.6 0橋本美純 58 セタノキング 535
0000.12.02 中京 春待月S OP ダ2300m（良） 13 8 13 005.00（2人） 06着 R2:27.4（38.3） -0.6 0橋本美純 57 アッミラーレ 542
0000.12.24 名古屋 名古屋グランプリ GII ダ2500m（稍） 9 8 9 00 - 00（4人） 04着 R2:44.40000000 -0.7 0橋本美純 56 ミツアキサイレンス 544
2002.01.20 京都 平安S GIII ダ1800m（良） 16 2 4 081.2（11人） 16着 R1:53.5（39.6） -2.6 0川原正一 58 スマートボーイ 528
0000.02.11 佐賀 佐賀記念 GIII ダ2000m（良） 12 3 3 00 - 00（5人） 09着 R2:12.30000000 -3.4 0中舘英二 57 ミツアキサイレンス 523
0000.03.27 船橋 ダイオライト記念 GII ダ2400m（不） 13 7 11 00 - 00（5人） 10着 R2:37.4（43.3） -6.7 0蛯名正義 55 インテリパワー 530
0000.08.31 札幌 エルムS GIII ダ1700m（良） 13 7 11 112.0（11人） 12着 R1:47.5（40.8） -3.9 0岡部幸雄 58 プリエミネンス 512
0000.09.28 新潟 ペルセウスS OP ダ1800m（稍） 12 8 12 076.7（10人） 12着 R1:58.9（44.3） -7.9 0大塚栄三郎 59 タガノフォーティ 524
0000.11.03 福島 福島民友C OP ダ1700m（良） 13 2 2 085.2（11人） 13着 R1:49.1（43.1） -4.0 0大塚栄三郎 55 トーホウドリーム 524

血統表

マイターンの血統 （血統表の出典）[§ 1]
父系 ニジンスキー系
 [§ 2]
父

サクラチヨノオー
1985 鹿毛
父の父
マルゼンスキー
1974 鹿毛 		Nijinsky II Northern Dancer
Flaming Page
*シル Buckpasser
Quill
父の母
サクラセダン
1972 鹿毛 		*セダン Prince Bio
Staffa
*スワンズウッドグローヴ Grey Sovereign
Fakhry
母

フミノアミューズ
1987 鹿毛 		*キャタオラ
Catahoula
1974 黒鹿毛 		Never Bend Nasrullah
Lalun
Silent Beauty Creme Dela Creme
Village Beauty
母の母
フミノクロユリ
1983 黒鹿毛 		*コインドシルバー Herbager
Silver Coin
ヒカルシンモエ *ダイハード
ミスコウジン
母系(F-No.) シルバーバツトン(GB)系(FN:4-g) [§ 3]
5代内の近親交配 Nasrullah 5×4=9.38% 、Never Bend 3･5=13.63%（母内） [§ 4]
出典
  1. ^ [6]
  2. ^ [7]
  3. ^ [6]
  4. ^ [6][7]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o “マイターン”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年10月10日閲覧。
  2. ^ “【宝塚記念】好配当の使者!?コパノジングー好調”. スポーツニッポン. 2022年11月5日閲覧。
  3. ^ “凱旋門賞登録のマイネルウィルトスが函館競馬場に入厩、試金石の函館記念へ”. 日刊スポーツ. 2022年11月5日閲覧。
  4. ^ “マイターンの競走成績”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2019年10月10日閲覧。
  5. ^ “マイターン 競走成績”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年10月10日閲覧。
  6. ^ a b c “マイターン 血統情報：5代血統表”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年10月10日閲覧。
  7. ^ a b c “マイターンの5代血統表”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2019年10月10日閲覧。

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