ポイント算出方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 01:25 UTC 版)
「ランキング制 (柔道)」の記事における「ポイント算出方法」の解説
2009年1月1日時点で全選手は0ポイントからスタートする。 国際オリンピック委員会(IOC)の働きかけで五輪直前2年間のポイントを換算して五輪出場資格を決めることになった。2009年1月から獲得したポイントは各国際大会でのシード権として利用される。五輪直前2年以上前のポイントが少ない場合は各国際大会の早いラウンドで強豪と当たる可能性が高くなる。また、ポイントの加算対象となるのは、12か月以内で好成績を収めた上位5大会のみとなる。 ロンドン五輪出場資格となるポイントの期日は 2010年5月1日-2011年4月30日までの最大5試合のポイントを50% 2011年5月1日-2012年4月30日までの最大5試合のポイントを100% として計算し、合計ポイントによって決められる。 なお、五輪出場資格とは別に、選手のランキングとして用いられるポイント計算方法は以下。 獲得ポイントは計算時点より起算したその獲得時期により減じる。 12か月(1年)以内…100%(減算無し) 13-24か月(2年)以内…50%(半分に減算) 2013年からは各大会の獲得ポイントが変更されることになった。ポイントの算出方法も、12か月以内で好成績を収めた上位5大会及びワールドマスターズか大陸選手権のどちらかで得たポイントの計6大会がランキングポイントとなるように変更された。マスターズと大陸選手権の両大会に出場した場合、ポイントの高い方が6番目のポイントとして加算される。低い方は上位5大会のうちの1つに組み込まれる。なお、階級を変更した場合は前の階級のポイントは持ち越されず、ゼロポイントからやり直しになる。階級を変更しなくても国籍を変更した場合は、ゼロポイントから新たにやり直しとなる。しかしながら、2022年からは元のポイントが持ち越されることに決まった。なお、難民選手団に属していた選手が新たな国籍を得た場合は、既存のポイントが引き継がれることが検討されていた。2017年からは世界ジュニアの成績もシニアの世界ランキングにポイントとして反映されることになった。 オリンピックでメダルを獲得した選手のうち、2012年のロンドンオリンピックでは75%、2016年のリオデジャネイロオリンピックでは87.5%が世界ランキングの上位8名に位置するシード選手だった。
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