ボストーク1号の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/09 08:19 UTC 版)
「ボストーク1号」の記事における「ボストーク1号の特徴」の解説
ボストークの船体は乗組員用の再突入用モジュール(再突入カプセル)と、計器類、圧縮窒素、圧縮酸素、姿勢制御用のロケットなどがついた機械部から構成された。カプセルは再突入時の加熱に耐えるため断熱材で覆われていた。また、着陸の衝撃が乗組員に悪影響を与える恐れがあるため、カプセルには空中脱出用の射出座席が備えられていた。 万が一のミッション失敗の際に軌道で生存することを考慮に入れ10日間の生命維持用の備品を積んでいたが、それによる荷重制限でバックアップ用の逆推進エンジンは無かった。 なお、打ち上げにはクラスター方式のボストークロケット(R-7ミサイルの改良型)が使用された。
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