ベントロファート【ベントロファート】(草花類)
![]() |
登録番号 | 第6121号 |
登録年月日 | 1998年 2月 9日 | |
農林水産植物の種類 | ゆり | |
登録品種の名称及びその読み | ベントロファート よみ:ベントロファート |
|
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 1998年 3月 12日 | |
品種登録者の名称 | ヘブルデルス・フレッター・エン・ジェー・エー・デン・ハーン | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 ウフストヘースタアベッハ 202 A,2231BD レインスブルフ | |
登録品種の育成をした者の氏名 | フローア フレッター | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者所有の無名実生種どうしを交配して育成されたものであり,花は大輪の濃赤紫色で,切り花向きの中生種である。 草丈は75~99㎝,茎の直径は5.0~9.9㎜,上部,中部及び下部の色は淡褐,毛じは無,節間長は茎の中央部は10~19㎜,止葉下は20~39㎜である。葉序は5/13,葉の全体の形は長楕円形,ねじれは無,葉幅は30~39㎜,葉長は9~11㎝,光沢は有,数は中,着生角度は60~89゚である。つぼみの形はⅣ型,花の向きは90~119゚,花房の形状は総状花序,全体の形はヤマユリ型である。花径は180~209㎜,内花被の幅は60~79㎜,長さは9~12㎝,外花被の幅は40~49㎜,長さは9~11㎝である。花色は花弁の基部は黄白(JHS カラーチャート2501),地色は濃赤紫(同9509),中肋部は赤紫(同9508),縁部は濃赤紫(同9509),裏面は濃紫ピンク(同9512)である。内花被1枚の斑点の数は30~39,外花被は1~9,花弁斑点の色は暗赤紫(同9510),つぼみの色は濃紫ピンク(同9512),内花被の形はⅤ型,外花被の形はⅣ型,内花被の先端の形状はⅠ型,反転の程度はⅦ型,外花被の先端の形状はⅤ型,反転の程度はⅦ型,花被のねじれは1/8~1/4,花被上の乳状突起は有である。花糸の色は淡緑,花粉の色は黄褐,第1花梗の長さは60~89㎜,花梗の太さは中,色は淡褐,花梗への葉の着生は有,第1花梗の向きは60~89゚,1花茎の花数は中,花の香りは中,開花期は中である。 「ブラッシング ピンク」と比較して,葉幅が広いこと,花弁の地色が濃赤紫であること,花弁斑点の色が暗赤紫であること,つぼみの色が濃紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1983年に出願者のほ場(オランダ王国)において,出願者所有の無名実生種どうしを交配し,1986年にその実生の開花株の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1990年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
Weblioに収録されているすべての辞書からベントロファートを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

- ベントロファートのページへのリンク