ベスビオ ピンク【ベスビオ ピンク】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7927号 |
登録年月日 | 2000年 3月 30日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | ベスビオ ピンク よみ:ベスビオ ピンク |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | デッカー ブリーディング社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 1711 RP ヘンスブルック ジュリアナウェッヒ 6a | |
登録品種の育成をした者の氏名 | N.P.デッカー | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ベスビオ」の変異株であり,花は明紫色のやや大輪で,切花向きの品種である。草型は直立性,草性は高性,開花時の草丈はやや低である。茎の太さはやや細,色は緑,強さは中,中空の程度は小,摘心後の分枝性は多,側らいの発生程度は中,節間長はやや短である。葉身長及び葉幅は中,葉の縦横比はやや小,葉柄の長さは長,葉の先端部分の形は鈍円,一次欠刻は中,表面の色,裏面の色,毛じの多少及び光沢度は中,厚さはやや厚,硬さは中,葉柄の着生角度は上向き,たく葉の有無は殆どの葉に付着,形は深裂せず,大きさは中,分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は円錐形,花の大きさはやや大,厚みは中,舌状花の重ねは 1.5列まで,舌状花数は少である。花弁の形は管弁Ⅰ,さじ弁及び丁字状花弁,先端の形は尖る,花弁の長さはやや大,幅はかなり狭,外花弁の表面の色は明紫(JHS カラーチャート8604),裏面の色は浅紫(同8603),舌状花表面の色の分布状態は均一,外花弁の角度は上向き,花の中心部の色は外弁と異なり黄色,花たくの形は盛り上がったドーム状,大きさ及び総ほうの大きさはかなり小,花首の太さは極細,長さは長,生態分類型は秋ギク,開花の早晩性は中である。「アルバートヘイン ホワイト」と比較して,葉の先端部分の形が鈍円であること,外花弁の表面の色が明紫であること,「アルバートヘイン」と比較して,葉の先端部分の形が鈍円であること,花弁の形が管弁Ⅰ,さじ弁及び丁字状花弁であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1994年に出願者の温室(オランダ王国)において,「ベスビオ」の変異株を発見,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,その特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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