ベイビーリップスアルテイシア【ベイビーリップスアルテイシア】(草花類)
登録番号 | 第12805号 | |
登録年月日 | 2005年 2月 7日 | |
農林水産植物の種類 | デンドロビウム | |
登録品種の名称及びその読み | ベイビーリップスアルテイシア よみ:ベイビーリップスアルテイシア | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 2月 7日 | |
品種登録者の名称 | 永井孝幸 | |
品種登録者の住所 | 愛知県知多郡南知多町大字内海字先苅277番地の3 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 永井孝幸 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ベリー」に「ジリアンリーネイ」を交配して育成されたものであり、花はセパル及びペタルが淡紫ピンクの地色に鮮赤紫のぼかし、リップはピンク白の地色に鮮赤紫の斑点が入るやや小型種である。草型の大きさはやや小、草姿は立型である。ぎ球茎の正面の形は狭長方形、横断面の形は円形、高さは11~20㎝、長径は6~10㎜である。葉の全体の形は広線形、先端の形は鋭形、横断面の形はⅡ型(浅いV字)、長さは121~150㎜、幅は21~30㎜、表面の色は濃緑、葉数は4~6枚である。優先着花部位はⅠ型、花序は総状、一花茎の花数は6~10、太さは2.1~3.0㎜、長さは151~250㎜である。花の咲き方は抱え咲き、横径及び縦径は21~40㎜、ドーサル・セパル正面の形は広線形、先端の形は鋭形、反転の方向は平、ラテラル・セパル正面の形は披針形、先端の形は鋭形、反転の方向は平、ペタル正面の形は狭披針状へら形、先端の形は鋭形、反転の方向は平である。リップ正面形の複雑性は複雑型、複雑型の上部の形はⅢ型、下部の形はⅤ型、先端の形はⅡ型である。花色はセパル及びペタルの内側は地色が淡紫ピンク(JHS カラーチャート9501)で鮮赤紫(同9208)のぼかしが入り、外側は鮮赤紫(同9208)の単色、リップは地色がピンク白(同9701)で鮮赤紫(同9208)の斑点が入る。花の香りは弱、開花期は春である。「イースターパレード このみ」と比較して、セパル及びペタル外側の色が鮮赤紫の単色であること等で、Den.Specio kingianumと比較して、セパル及びペタル内側に鮮赤紫のぼかしが入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成5年に「ベリー」に「ジリアンリーネイ」を交配した実生苗を購入、7年に育成者の温室(愛知県知多郡南知多町)において開花株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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