プロ・ライフセーバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 05:29 UTC 版)
「ライフセービング (スポーツ)」の記事における「プロ・ライフセーバー」の解説
プロライフセーバーとは救命活動のプロではなく、ライフセービング(スポーツ)におけるプロ選手を指す。現時点では日本にライフセービングのプロを育成する企業やクラブ、プロスポーツ・シリーズ、賞金の出る大会などはない。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}そのため日本人プロライフセーバーという時には、海外のライフセービング・プロスポーツ・シリーズに所属したことがある者、大会で賞金を得たことがある者など選手として報酬を得た者を指す[要出典]。 2007年現在、日本人プロライフセーバーとしてメディアに紹介されるのは以下の4名。 飯沼誠司:1974年生まれ。小学校から高校までは競泳選手。東海大学体育学部へ入学後にライフセービング部に入部。日本人初のプロとして、オーストラリアのワールド・シリーズとシーズン契約を結ぶ。アイアンマンレースを得意とし、全日本選手権5連覇、全米選手権5位。現在はタレントとしてバラエティ番組や映画、ドラマに出演する一方、2007年度の全日本でも準優勝を果たした。 佐藤文机子:1974年生まれ。3歳から水泳を始め、中学・高校と競泳選手。日本大学文理学部体育学科へ入学後にライフセービング部へ。全日本選手権、ラン・スイム・ラン10連覇、アイアンウーマンレース8連覇。全米選手権アイアンウーマンレース優勝2回。世界選手権サーフスキー・レース7位。日本人女性として初めてプロ契約(ワールド・シリーズ)を結ぶ。現在はU22日本代表監督として国際競技会に参加している。 遊佐雅美:1973年生まれ。小学校は器械体操、中学・高校は陸上選手。東京健康科学専門学校へ入学後ライフセービングを始める。ビーチ・フラッグスにおいて日本選手権15連覇(2007年現在も更新中)、全豪選手権 優勝1回、全米選手権 優勝2回、世界選手権 優勝2回の世界チャンピオン。グリコ『カフェオーレ』のコマーシャル、SASUKEなどのテレビ番組にも出演している。西浜ライフセービングクラブ、フルキャスト・スポーツ所属。 荒木汰久治:1974年生まれ。高校はバドミントン部。東海大学海洋学部へ入学後にライフセービング部に入部。ボードやカヤックとくにアウトリガーカヌーの専門家として有名。全日本選手権サーフスキー部門で優勝4回、準優勝1回、世界選手権6位。厳密にはプロ・ライフセーバーではなく、プロ・オーシャンアスリートとして海における様々なスポーツ競技大会で賞金を稼いでいる。
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