ビーチ‐フラッグス【beach flags】
ビーチ・フラッグス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/27 05:37 UTC 版)
ビーチ・フラッグス(英語: Beach Flags)は、ライフセービングにおいてライフセーバーが行なう、走力や反射神経を鍛えるためのスポーツである。ライフセーバーの技術を競わないで行なわれることもある。
ゲームはフラッグ(主に短いホース)を砂に一直線上に差して行なわれる。選手はフラッグから約20メートル程離れ、顔をフラッグと反対側に向けうつぶせに寝る。号砲の後、フラッグに向けて走り、フラッグを掴む。ゲームのルールは椅子取りゲームと似ており、常にフラッグの数は選手の数より1つ少なくなっている。フラッグを掴めなかった選手がレースから除外され、またフラッグを一つ減らしてゲームを続行する。これを残る選手が一人になるまで続け、最後に残った選手が勝者となる。若いライフセーバーによってよく行なわれる。
単純な競技のようだが、仲間の選手をゲームに残すために他の選手を操作するなど、ゲームはとても複雑になり、フラッグの争奪が激しくなると、選手の混乱や観客の緊張感が増す。 また、身体接触に対する厳しいルールがあり、腕を使った妨害や激しい接触は失格になることがある。
この競技は、持久力よりも技術やコンディションの調整が勝敗を分ける。また、非常にスピーディーな競技であり、オーストラリアオープンの決勝では約3.7秒で決勝のレースが終わってしまう。
外部リンク
ビーチフラッグス|COMPETITION OVERVIEW JAPAN LIFESAVING ASSOCIATION
ビーチ・フラッグス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 05:29 UTC 版)
「ライフセービング (スポーツ)」の記事における「ビーチ・フラッグス」の解説
日本で最もよく知られている競技。競技者は目標とは反対側にうつ伏せになり、かかとを揃え両手をあごの下に置いて待機。号砲で飛び起きて20m先のフラッグまで全力疾走、ダイビングで取る。フラッグの数は数は全競技者より一本少なく、取り損ねた者から脱落する(椅子取りゲームと同じ)。待機していて沖にいる溺者を発見した際、直ちに後方の監視塔にある救命器材を選んで溺者へ直行するという状況を競技化したものである。
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