プライバシーの懸念
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 09:13 UTC 版)
「Amazon Echo」の記事における「プライバシーの懸念」の解説
Amazon Echoシリーズは、家庭のプライベートな会話についてのアクセスや足音やテレビやラジオ番組をきっかけにして誰が家にいて誰がいないかを特定できるのではないかといった懸念が示された 。アマゾンはこれらの懸念に対し、Echoはユーザーのウェイクワードで動作させた時のユーザーの自宅の声を録音しているだけであるが、技術的には常に声を録音することができ、また実際はユーザーがウェイクワードを喋るかを探知するため常に聞いていると述べた。 Echoは将来のユーザーの質問への応答を改善するために過去にユーザーがクラウドサービスに送った(Echoを利用した際の)声の録音を利用している。プライバシーの懸念に対処するためにユーザーはアカウントから録音を削除することが可能であるが、削除すると音声検索のユーザーエクスペリエンスが低下する可能性がある。これらの録音を削除するにはユーザーはアマゾンのアカウントサービス上の「マイデバイスの管理」ページを訪れるか、アマゾンのカスタマーサービスに連絡を取ることができる。 Echoはユーザーのロケーション情報を必要とした時にコンパニオンアプリに設定された住所を使用する 。アマゾンとサードパーティーのアプリやウェブサイトはロケーションに基づいたサービスの提供をするために現在地情報を使い「the Maps app」や「Find Your Device」の音声サービスに提供するために情報を保管し、パフォーマンスとロケーションサービスの正確性をモニターする。例えば、Echoの音声サービスはユーザーの近くのレストランやストアのリクエストに応答するためにユーザーのロケーション情報を使う。同様に、Echoはユーザーのマップに関連した要求の処理やマップの操作性を改善するためにユーザーの現在地情報を使用する。収集された全ての情報はアマゾンのプライバシーに関する通知の対象となる。
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