フワリ

デジタル大辞泉

ふわり〔ふはり〕

［副］

１ 柔らかくふくらんださま。「—と仕上がったパン」

２ 軽く浮きただよっているさま。また、軽々と飛ぶさま。「—と飛び上がる」

３ 軽くやわらかい物をそっと何かの上に覆うさま。「コートを—と羽織る」

品種登録データベース

ふわり【ﾌﾜﾘ】（草花類）

	登録番号	第15503号
	登録年月日	2007年 3月 23日
	農林水産植物の種類	シンビジウム
	登録品種の名称及びその読み	ふわり 　よみ：ﾌﾜﾘ
	品種登録の有効期限	25 年
	育成者権の消滅日
	品種登録者の名称	株式会社河野メリクロン
	品種登録者の住所	徳島県美馬市脇町大字北庄５６２番地の１
登録品種の育成をした者の氏名	河野幸子
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は、「グレートキャティ　リトルローランサン」に「アルピエ」を交配して育成されたものであり、花はセパルの色が中央部は黄白、周縁部は鮮紫ピンクで花色の境界は不明瞭、ペタルの色が黄白、リップは円形で中央部の色が黄白、周縁部は淡紫ピンク、花色の境界は不明瞭で鮮紫ピンクの斑点が入る中型種である。草型の大きさ及びぎ球茎の大きさは中、縦断面の形は長楕円形、横断面の形は楕円形である。葉数はやや少、葉の長さは中、幅はやや狭、葉形は線形、先端の形は鋭形、対称性は非対称、緑色程度はやや淡である。花序の花数、花茎の長さ及び太さは中、向きは斜上である。咲き型は抱咲、花の縦径は短、横径はやや狭、香りは無又は微弱、セパルの縦径は中、横径は広、正面の形は楕円形、先端の形は鈍形、ペタルの縦径は中、横径はやや広、正面の形は倒卵形、先端の形は鈍形である。リップの縦径は長、横径は広、正面の形は円形、先端の形は切型、周縁の波打ち及び反転は弱である。全体的な花色は桃系、セパルの中央部の色は黄白（JHS カラーチャート2501）、周縁部の色は鮮紫ピンク(同9504）、花色の境界は不明瞭、ペタルの色は黄白（同2501）、リップの中央部の色は黄白（同2502）、周縁部の色は淡紫ピンク（同9502）、花色の境界は不明瞭、斑点の大きさは極小、色は鮮紫ピンク（同9505）である。開花期は初冬咲である。「グレートキャティ　リトルローランサン」と比較して、リップ正面の形が円形であること、リップの斑点が小さく、色が鮮紫ピンクであること等で区別性が認められる。
登録品種の育成の経過の概要
この品種は、平成９年に出願者の温室（徳島県美馬市）において、「グレートキャティ　リトルローランサン」に「アルピエ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、16年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。