フンシャルとは? わかりやすく解説

フンシャル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/23 13:20 UTC 版)

フンシャル
Funchal
市旗 市章
位置
フンシャル
フンシャル (カナリア諸島)
フンシャル
フンシャル (マデイラ諸島)
座標 : 北緯32度39分 西経16度55分 / 北緯32.650度 西経16.917度 / 32.650; -16.917
行政
ポルトガル
 自治地域 マデイラ諸島
 市 フンシャル
地理
面積  
  市域 76.15 km2
人口
人口 (2011年現在)
  市域 111,892人
その他
等時帯 WET (UTC+0)
夏時間 WEST (UTC+1)
郵便 9000
市外局番 291
公式ウェブサイト : http://www.cm-funchal.pt/pt/

フンシャルポルトガル語: Funchal [fũˈʃaɫ] ( 音声ファイル))は、大西洋ポルトガルマデイラ諸島の都市。

気候

亜熱帯気候(地中海性気候)に属するが、海上のため1年を通じて温暖な気候であり、降雨は少ない。6月から10月の最高気温は平均23℃~26℃、11月から5月は19℃~22℃である。6月から8月が乾季、9月から5月が雨季といえるが年により降水量は変化する。6月にフンシャル湾が雲で覆われるという現象が見られる。

フンシャルの気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 25.5
(77.9)
27.0
(80.6)
30.5
(86.9)
32.6
(90.7)
34.2
(93.6)
34.7
(94.5)
37.7
(99.9)
38.5
(101.3)
38.4
(101.1)
34.1
(93.4)
29.5
(85.1)
25.9
(78.6)
38.5
(101.3)
平均最高気温 °C°F 19.7
(67.5)
19.6
(67.3)
20.4
(68.7)
20.6
(69.1)
21.6
(70.9)
23.4
(74.1)
25.1
(77.2)
26.4
(79.5)
26.4
(79.5)
24.9
(76.8)
22.6
(72.7)
20.7
(69.3)
22.6
(72.7)
日平均気温 °C°F 16.7
(62.1)
16.6
(61.9)
17.2
(63)
17.5
(63.5)
18.6
(65.5)
20.6
(69.1)
22.2
(72)
23.2
(73.8)
23.2
(73.8)
21.8
(71.2)
19.6
(67.3)
17.9
(64.2)
19.6
(67.3)
平均最低気温 °C°F 13.7
(56.7)
13.4
(56.1)
13.9
(57)
14.4
(57.9)
15.6
(60.1)
17.7
(63.9)
19.2
(66.6)
20.0
(68)
20.0
(68)
18.6
(65.5)
16.6
(61.9)
15.0
(59)
16.5
(61.7)
最低気温記録 °C°F 8.2
(46.8)
7.4
(45.3)
8.1
(46.6)
9.8
(49.6)
9.7
(49.5)
13.2
(55.8)
14.6
(58.3)
16.4
(61.5)
16.6
(61.9)
13.4
(56.1)
9.8
(49.6)
6.4
(43.5)
6.4
(43.5)
降水量 mm (inch) 74.1
(2.917)
83.0
(3.268)
60.2
(2.37)
44.0
(1.732)
28.9
(1.138)
7.2
(0.283)
1.6
(0.063)
2.0
(0.079)
32.9
(1.295)
89.5
(3.524)
88.8
(3.496)
115.0
(4.528)
627.2
(24.693)
平均降水日数 (≥0.1 mm) 12 10 9 8 6 3 1 2 6 9 10 13 87
湿度 71 70 68 68 70 73 73 72 71 71 70 70 71
平均月間日照時間 141 150 181 182 202 162 228 240 200 184 155 140 2,165
出典1:Instituto de Meteorologia,[1]
出典2:NOAA (sun and humidity 1961–1990)[2]

由来

古い年代記によると、最初の植民者たちがフンシャルの地にやってきたとき、甘い香りを放つ野生のハーブ、フェンネル(ポルトガル語でFuncho)が生い茂っていたという。このフェンネルが都市名の由来になったとされる。

歴史

フンシャルに立つザルコ像

1424年、マデイラ島がフンシャルとマシコ英語版、2つのカピタニア に分割されてから、定住が始まった。フンシャルのカピタニアには、ジョアン・ゴンサルヴェス・ザルコと彼の家族が入植した。天然の良港と生産性の高い土壌があったため、当初から島の中心地となった。1452年から1454年の間に最初の特権を授けられ、町となり、県都となった。1508年には都市となった。

1566年、フランスの海賊に襲撃され、15日間フンシャルが掠奪された。

17世紀にイギリスのワイン商人がフンシャルに定住した出来事は、都市の形態と経済発展、そしてライフスタイルを変えた。フンシャルを訪れた著名人の中には、健康を害して余暇を過ごしにやってきたオーストリア皇后エリーザベト、亡命した最後のオーストリア皇帝カール1世、静養にやってきたポーランドの将軍ユゼフ・ピウスツキ、余暇を過ごして絵を描いたウィンストン・チャーチル、亡命した元キューバ大統領フルヘンシオ・バティスタらがいる。

経済

貿易、観光など第三次産業が盛んである。農業では、ワイン生産、バナナなどトロピカル・フルーツ、花の生産で知られる。食用の家禽、ウサギ、ヒツジの飼育も重要である。

フンシャル港は観光の中心地で、ヨーロッパからのクルーズ船がモロッコカナリア諸島カリブ海ブラジルへ向かう途上に寄航する。クイーン・メリー2が処女航海で最初に寄航した港でもある。

建築遺産

  • サン・ロレンソ要塞宮殿 - 15世紀。マヌエル様式
  • フンシャル聖堂 - 1590年代。マヌエル様式

著名な出身者

姉妹都市

脚注

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