フランス_(戦艦)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > フランス_(戦艦)の意味・解説 

フランス (戦艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/19 03:22 UTC 版)

竣工時の「フランス」。

フランス (フランス語:France) はフランス海軍戦艦クールベ級[1]

艦歴

1911年8月1日発注、同年11月30日起工。1912年11月7日進水。1914年7月15日就役。

就役後すぐ、フランス大統領レイモン・ポアンカレの公式訪問の一環としてフランスは姉妹艦のパリと共にロシア帝国サンクトペテルブルクへ派遣された。バルト海を通って本国に戻る途中、第一次世界大戦が始まった。このとき戦艦フランスは完全には武装されておらず、弾薬も積んでいなかったが、2隻はどうにかドイツ帝国海軍から逃れることが出来た。

本国に戻り、武装もされたフランスは同型艦3隻と共に地中海へ派遣され、オーストリア=ハンガリー海軍オスマン帝国海軍に対する任務に就いた。

1919年、戦艦フランスはボリシェヴィキに対するセヴァストポリ作戦に参加した。4月17日には、フランス、ジャン・バール、ヴェルニョーの3艦はセヴァストポリ市街へ砲撃を行い、多数の市民を殺害した。4月19日から4月23日のあいだ、フランスはジャン・バール、ジュスティス、ヴェルニョー、ミラボー、3隻の軍艦ともに叛乱を起こし、乗員らはインターナショナルラ・マルセイエーズを歌って赤旗を掲げ、命令なく戦線を離脱した。この事件を切っ掛けに、フランス海軍黒海方面より引き上げた。

1922年8月26日キブロン湾哨戒中に座礁し沈没した。

脚注

  1. ^ World War 1 at Sea-FRENCH NAVY(英語),2016-10-20閲覧。

関連項目


「フランス (戦艦)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「フランス_(戦艦)」の関連用語

フランス_(戦艦)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



フランス_(戦艦)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのフランス (戦艦) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS