超弩級戦艦へ発展大艦巨砲主義へとは? わかりやすく解説

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超弩級戦艦へ発展(1912年)大艦巨砲主義へ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 06:35 UTC 版)

戦艦」の記事における「超弩級戦艦発展1912年大艦巨砲主義へ」の解説

ドレッドノート完成のわずか6年後に、弩級戦艦大きく上回る攻撃力有するオライオン級戦艦1912年22,200t、34.3cm砲10門)がイギリス誕生した弩級戦艦より強力な火力を持つことから「超弩級戦艦」(super dreadnoughts)と呼ばれた。これにアメリカが35.6cm砲戦艦を、フランスが34cm砲戦艦を整備しイギリスから巡洋戦艦金剛」を購入した日本以後は35.6cm砲戦艦「扶桑型」「伊勢型」を整備し始めて超弩級戦艦時代到来したまた、列強以外ではチリ海軍アルゼンチン・ブラジル先駆けて金剛」と同じく35.6cm砲を搭載する戦艦「アルミランテ・ラトーレ級」2隻(1915年28,600トン、35.6cm砲10門)を発注し差をつけた。また、ブラジルギリシャトルコ超弩級戦艦建造列強発注する資金難大戦の勃発などの事情により建造依頼取り消された。 こうした流れ中でも主砲大口径化は進みオライオン級3年後には更に大口径の主砲を持つクイーン・エリザベス級1915年29,150t、38.1cm砲8門)がイギリス完成。これ以降もより大きな艦体に、より大きな主砲を積む戦艦建造する傾向第一次大戦後にも続いた。これを「大艦巨砲主義」と呼び日本大和型基準排水量64,000t、46cm砲9門)がその頂点達した。また英独日では、弩級戦艦超弩級戦艦同等攻撃力を持つが軽防御高速力巡洋戦艦建造された。

※この「超弩級戦艦へ発展(1912年)大艦巨砲主義へ」の解説は、「戦艦」の解説の一部です。
「超弩級戦艦へ発展(1912年)大艦巨砲主義へ」を含む「戦艦」の記事については、「戦艦」の概要を参照ください。

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