フィデニス【フィデニス】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8877号 |
登録年月日 | 2001年 3月 19日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | フィデニス よみ:フィデニス |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | フィデス ゴールドストック ブリーディング社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 3155RC マースランド コルデンホーフェラーン 6 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ジャックス C.M.ファン デル クナープ | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「MOTION」に「ELIZA」を交配して育成されたものであり、花は濃赤色のやや小輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はやや高である。茎の太さはやや細、色は緑、強さ、中空の程度、摘心後の分枝性及び側らいの発生程度は中、節間長はやや長である。葉身長は短、葉幅はやや狭、葉の縦横比は中、葉柄の長さは短、一次欠刻は中、表面の色は濃、裏面の色は中、毛じの多少は少、光沢度、厚さ及び硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず、大きさは小、分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は平形、花の大きさはやや小、厚みはかなり低、舌状花の重ねは2~4列、舌状花数は少である。管状花部の直径はやや小、管状花数はやや多、分布は集中、長さはやや大である。花弁の形は平弁、先端の形は丸い、花弁の長さはかなり小、幅はかなり狭、外花弁の表面の色は濃赤(JHS カラーチャート0408)、裏面の色は紅(同0114)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外弁と異なり褐色、花たくの形は平らな円錐状、大きさ及び総ほうの大きさはかなり小、花首の太さはかなり細、長さはやや長、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は晩である。「パコ」と比較して、外花弁の表面の色が濃赤であること、花の中心部の色が外弁と異なり褐色であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1992年に出願者の温室(オランダ王国)において、「MOTION」に「ELIZA」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1993年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「デニス」であった。 |
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