ファンブルーム【ファンブルーム】(草花類)
登録番号 | 第4252号 | |
登録年月日 | 1995年 1月 26日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | ファンブルーム よみ:ファンブルーム | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 1999年 1月 27日 | |
品種登録者の名称 | フィデス ベヘーア社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 マースランド 3155RC,コルデンホーフェラーン 6 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ジャックスC.M.ファンデルクナープ | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ファンシャイン」の変異個体から育成されたものであり,花色は淡緑黄でスプレイ仕立ての切花向きのかなりの小輪花である。 草型は直立性,草性は高性,主たる仕立てはスプレイ仕立て,開花時の草丈はやや高である。茎の太さは4.0~5.9mm,色は褐,強さは中,縦じわは低,稲妻型屈曲は有,節間長は30~39mmである。葉身長は50~74mm,幅は25~49mm,基部の形は凸形,先端部分の形は尖,葉の二次欠刻の程度は中,葉裂片縁部の重なりは重なる,葉の表面の色は濃緑,裏面の色は緑,厚さは中,たく葉は全体的にある,分布状態は主に両側,形は2深裂する,大きさは中である。つぼみの形は平,花の大きさは30~49mm,舌状花の重ねは 1.5列まで,舌状花数は20~59である。管状花数は100~199,分布は集中,全長は7.0~7.9mmである。花弁の形は舟底弁及び丁字状花弁,先端の形は丸い,外花弁の反り方は平,内花弁の反り方は内曲,花弁の長さは20~29mm,幅は5.0~9.9mm,外花弁の表面の色は淡緑黄(JHS カラーチャート2903),外花弁の角度は平,花の中心部の色は外弁と異なり赤色である。花たくの形は盛り上がったドーム状,総ほうの大きさは10~19mm,総ほう部から花頂部までの高さは10~19mm,花首の長さは40~59mm,季咲きの開花期は秋である。 「ファンシャイン」及び「ピッコロ」と比較して,茎の色が褐色であること,外花弁の表面の色が淡緑黄であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1987年に出願者の温室(オランダ王国)において,「ファンシャイン」の変異個体を発見し,以後,増殖を繰り返しながら特性調査を継続し,1988年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「ファンフラワー」であった。 |
- ファンブルームのページへのリンク