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ピーター・ミルワード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/30 18:17 UTC 版)

ピーター・ミルワード
人物情報
生誕 (1925-10-12) 1925年10月12日
イギリス ウィンブルドン
死没 2017年8月16日(2017-08-16)(91歳)
日本東京都
出身校 イエズス会
学問
研究分野 神学英文学
研究機関 上智大学東京純心女子大学
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ピーター・ミルワード(Peter Milward、1925年10月12日 - 2017年8月16日)は、イギリス出身のイエズス会司祭上智大学名誉教授。上智大学文学部教授、同大学ルネッサンスセンター所長、東京純心女子大学教授、代々木ゼミナール英語科講師を歴任。

生涯

1925年10月12日、イギリスのロンドン郊外ウィンブルドンで生まれる。1943年9月7日にイエズス会に入会(北ウェールズ)。1954年9月3日、イエズス会の宣教師としてイギリスから来日。1960年3月18日に司祭に叙階された(東京)。1962年2月2日に最終誓願。1962年から1996年まで上智大学で文学部英文学科専任講師や教授を務め、1983年から1991年まで同大学ルネッサンスセンター所長を務めた。1995年から2002年まで東京純心女子大学短期大学の教授も務めた。晩年まで、上智大学公開講座(ソフィア・コミュニティ・カレッジ)や同大学ルネッサンスセンターで教鞭を執っていた。上智大学名誉教授(元文学部教授)。

代々木ゼミナールでは英作文(和文英訳)の指導にあたった。英語キリスト教イギリス文学(特にシェイクスピア)、イギリス文化、日英の比較文化論などに関する啓蒙書や一般書、大学生用英語教科書などを広く著す。著書の大部分は、上智大学英文科の同僚である英文学者(金口儀明、別宮貞徳安西徹雄など)によって日本語に訳され出版されている[1]。2017年8月16日に東京都済生会中央病院で死去。91歳没[2][3][4]

著書

  • (森安田紀夫)キリスト教へのみちびき(エンデルレ書店、1970年)
  • (安西徹雄)シェイクスピア研究入門(中央出版社 1972年 中央新書 ; 12)
  • (別宮貞徳)キリスト教と英文学 : 教義と作品(中央出版社、1974年 中央新書)
  • 日本と日本人(研究社出版、1980年)
  • ミルワード氏の英文法(研究社出版、1981年)
  • (金口儀明)英文長文と演習 Why? Questions for Students(代々木ライブラリー、1982年)
  • (金口儀明)話題別英語長文 Things English(代々木ライブラリー、1983年)
  • トマス・モア伝 (研究社出版、1985年)
  • (安西徹雄)シェイクスピア劇の名台詞(講談社学術文庫、1986年)
  • 聖書は何を語っているか(講談社現代新書、1986年)
  • なぜディベートをするのか(英友社、1997年)
  • 英語の名句・名言(講談社現代新書、1998年)
  • ザビエルの見た日本(講談社学術文庫、1998年)
  • ヨーロッパ・キリスト教美術案内 1 (日本基督教団出版局、1999年)
  • 童話の国イギリス―マザー・グースからハリー・ポッターまで(中公新書、2001年)

ほか多数

脚注

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