ピンクビジュー【ピンクビジュー】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10553号 |
登録年月日 | 2002年 9月 4日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | ピンクビジュー よみ:ピンクビジュー |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | バルブレ&ブラン S.A. | |
品種登録者の住所 | カミノビエホ 205 30890 プエルト ルンブレラス ムルシア スペイン | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 兼松功一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統に「ダイオリビ」を交配して育成されたものであり、花は紫ピンク色の垂咲で、中輪の1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数が少の切花向きの品種である。草姿は中間、開花時草丈は高、節数はやや少である。茎の長径、硬さ及び折れの難易は中、中央部の色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数は多、側枝の着生位置は主に中部、節間長はやや長、最長節間の位置は第5節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は巻く、最大葉長は中、葉幅はやや狭、葉色は濃緑、ろう質は多である。つぼみの形は倒卵形、大きさはやや大、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は垂咲、花径は中、花色は紫ピンク(JHS カラーチャート9703)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数は少、花弁の長さは中、幅はやや広、数は中、ほう葉の形はⅠ型、数は4枚、長さは中、がくの形は円柱形、がく筒の色は灰緑、がくの太さはやや太、長さはやや長、1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数は少、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性は中生、がく割れの難易性は難である。「ヒリピンバー」と比較して、葉巻き程度が強いこと、花弁の鋸歯の深さが浅いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に出願者の委託先の温室(静岡県駿東郡小山町)において、出願者所有の育成系統に「ダイオリビ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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