ビーストヒューマン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 06:36 UTC 版)
「スペースビースト」の記事における「ビーストヒューマン」の解説
Episode.14「悪魔 -メフィスト-」、Episode.17「闇 -ダークネス-」、Episode.18「黙示録 -アポカリプス-」に登場。英字表記はBEAST HUMAN。 溝呂木やスペースビーストに殺害された被害者たちがビースト細胞を埋め込まれ、体がビースト化した姿。 Episode.14では前回のラストシーンで山邑夫妻がノスフェルに殺害された後、その細胞を植え付けられた。生前の記憶と感情をある程度有していたらしく、当初は理子と薫に対して両親として振舞うものの、2人に木材をかじって歯を研ぐことを強要するなど異常な言動も見せており、腕が徐々にノスフェルと同様の鉤爪に変貌を遂げていった。彼らは理子をノスフェルの元へ連れて行った際、ノスフェルの額から発せられた光線で肉塊となり、共に吸収されてしまった。 Episode.17では、ガルベロスの細胞に寄生された4人の大学生がビーストヒューマンと化してナイトレイダーを奇襲した。全員がパルスブレイガーの麻酔弾で鎮圧されるが、彼らはナイトレイダーと交戦する以前に殺害されていたので二度と目を覚ますことは無く、MPによって全員の死亡が確認されている。彼らは山邑夫妻のビーストヒューマンとは異なり、ゾンビのような奇怪な言動を見せているが、孤門からディバイトランチャーを奪い、発砲しようとする程度の知能も有している模様。 Episode.18では1年前、ナイトレイダー在籍時の溝呂木と凪が倉庫内で多数の警察官や民間人が変異したビーストヒューマンの襲撃を受けたことが描かれた。警察官が変異した個体は拳銃を所持し、その他の個体は鉄パイプで武装している。10体ほどの個体が2人からディバイトランチャーを奪って包囲したが、溝呂木が乱射したパルスブレイガーで射殺された。その後、ダークメフィストと融合した溝呂木の前に多数の個体が現れるが、倉庫の爆発に巻き込まれて焼死したと思われる。 小説『マウンテンピーナッツ』ではノスフェルに殺された人々がビーストヒューマンと化し、人間からの攻撃を防ぐ盾として利用された。家族や恋人を殺されて絶望した者の中には、わざとノスフェルに殺されて愛する者と同じビーストヒューマンになる運命を選ぶ者すらいた。
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