ビコール・エクスプレス
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ビコール・エクスプレス(英語:Bicol Express、ビコール語:Sinilihan)は、フィリピンのビコール地方の伝統料理の一つであるグライ・ナ・マイ・ラダ(ビコール語:gulay na may lada)を参考に、マニラ市のマラテ地区で、デミトリオ・ビラヌエバ・カローが考案し広めた、フィリピンではよく知られた料理の一つである[1][2]。ビコール・エクスプレスの名前の由来は、フィリピン国鉄の特急で、マニラとレガスピを結んでいた長距離列車「ビコール・エクスプレス」に由来する[3]。
- ^ a b Who invented the incendiary Bicol Express?(マーケットマニラ)2017年11月12日確認
- ^ a b c d Food of the Philippines: Bicol Express(フィリピンスタイル 2016年12月22日公開)2017年11月11日閲覧
- ^ a b PNR's 'Bicol Express’to resume operations June 29(ABS-CBN 2017年8月2日閲覧)
- ^ 『The Philippine cookbook.』 著:アレジャンドロ・レナルド (1985年).12~14頁 ISBN 978-0-399-51144-8.
- 1 ビコール・エクスプレスとは
- 2 ビコール・エクスプレスの概要
ビコール・エクスプレス
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「フィリピン国鉄」の記事における「ビコール・エクスプレス」の解説
ビコール・エクスプレスは南方線マニラ - レガスピ間474kmを所要時間12〜13時間で走る長距離列車である。2006年9月下旬、マニラ首都圏を襲った台風15号(Milenyo)でカランバ(Calamba)の手前3kmのサン・クリストバル川鉄橋が崩壊した。長年に亘る修復作業が完了し、2010年6月29日、マニラ - ナガ区間の運転が再開された。日本のJR東日本から譲渡を受けた車輌(最後は上野・金沢間の寝台特急「北陸」で運用された14系客車)が投入された。午後6:30にトゥトゥバン駅を出発し午前4:00にナガ駅に到着する、フィリピンで唯一の夜行列車として一日1往復の運転を行っている。 2012年10月に台風の影響でビコール地方の運行は中止され、2018年1月現在も路線が復旧したものの、運行再開において政府の許可が降りていない。
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