ヒヨドリジョウゴとは? わかりやすく解説

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ひよどり‐じょうご〔‐ジヤウゴ〕【×鵯上戸】

読み方:ひよどりじょうご

ナス科蔓性(つるせい)の多年草野原などに生える。全体に軟毛が密生し葉柄で他に絡みつく卵形夏から秋対生して花柄出し白い花下向きにつける花びらは5裂し、反り返る。実は丸く紅色熟し有毒。実をヒヨドリが食う。《 秋 花=夏》

鵯上戸の画像
撮影広瀬雅敏

ヒヨドリジョウゴ


鵯上戸

読み方:ヒヨドリジョウゴ(hiyodorijougo)

ナス科つる性多年草薬用植物

学名 Solanum lyratum


鵯上戸

読み方:ヒヨドリジョウゴ(hiyodorijougo)

山野自生しているナス科つる性多年草で、果実ナンテンの実ぐらいの小さ球状で、秋が深くなる美し紅色熟す毒草一種

季節

分類 植物


ヒヨドリジョウゴ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/08 03:07 UTC 版)

ヒヨドリジョウゴ
果実
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : キク亜綱 Asteridae
: ナス目 Solanales
: ナス科 Solanaceae
: ナス属 Solanum
: ヒヨドリジョウゴ S. lyratum
学名
Solanum lyratum Thunb.
和名
ヒヨドリジョウゴ

ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸、Solanum lyratum)はナス科ナス属多年生植物

形態

つる性草本で、他の樹木等に絡み付いて繁茂する。

全草に柔らかな毛を持つ。葉はアサガオに似た三裂したものから、卵状のものまで部位によって大きく変形する。

花期は8 - 9月。花冠は白色で深く5裂し、大きく外に反り返り、花冠裂片の基部に緑色の腺体がある。雄蕊は5個あり、葯は楕円形をしている。

果実は秋に1 cm程度の球形の実を付け、赤く熟すものが多いが、黄色になるものもある。

ヒヨドリジョウゴの名は、ヒヨドリがこの実を好んで食べることから名付けられたとされるが、実際にはとくに好んで食べるわけではなく、冬になっても残っていることが多い。鮮やかな赤色の実は、冬枯れの野によく映える。

利用

全草にソラニンを含むため、食べられない。漢方では「白毛藤」という生薬として、解熱、解毒、利尿に用いる。

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