ヒューゴー賞の部門
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半世紀以上の歴史の中で、部門数・名称・内容は数々の変遷を重ねている。下記は2018年現在の部門である。 現在の部門名開始年対象、備考長編小説部門 (Best Novel) 1953 40001語以上(ノヴェル) 中長編小説部門 (Best Novella) 1968 17501〜40000語(ノヴェラ) 中編小説部門 (Best Novelette) 1955 7501〜17500語(ノヴェレット) 短編小説部門 (Best Short Story) 1955 7500語未満(ショート・ストーリー) シリーズ部門 (Best Series) 2017 小説のシリーズ作品 関連書籍部門 (Best Related Work) 1980 ノンフィクションなど、小説以外のテキストを中心とした創作物 グラフィックストーリー部門 (Best Graphic Story) 2009 グラフィックノベル、コミックなど 映像部門 (Best Dramatic Presentation) 1958 映像だけでなくスピーチ、ラジオドラマ、音楽、演劇なども対象。2003年から長さ90分を境に長編部門(Long Form)と短編部門(Short Form)に分割 セミプロジン部門 (Best Semiprozine) 1984 半商業誌 ファンジン部門 (Best Fanzine) 1955 非商業誌(同人誌など) 編集者部門 (Best Professional Editor) 1973 文章で書かれた作品の編集者。2007年から長編編集者部門(Long Form、長編小説の編集者)と短編編集者部門(Short Form、雑誌やアンソロジーの編集者)に分割 プロアーティスト部門 (Best Professional Artist) 1953 ファンアーティスト部門 (Best Fan Artist) 1967 ファンライター部門 (Best Fan Writer) 1967 ファンキャスト部門 (Best Fancast) 2012 オーディオ/ビデオ形式のファンジン(ポッドキャストなど) 各年のワールドコン実行委員会の判断により、授賞式上において特別賞が授与されることがある(この場合投票は経ない)。これは正式にはヒューゴー賞には含まれず、トロフィーも与えられない(かつては与えられたこともある)。 各年のワールドコン実行委員会の権限において、その年限りの条件で特別部門が設定されることがある(これは正式なヒューゴー賞として扱われる)。
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