ヒゲナガモモブトカミキリ
和名 | ヒゲナガモモブトカミキリ |
学名 | Acanthocinus orientalis Ohbayashi 1939 |
名称由来 | |
分布 | 北海道:朝鮮半島、中国東北部、シベリア、ヨーロッパ |
寄生植物 | ウラジロモミ、モミ、トドマツ、エゾマツ、アカエゾマツ、ハリモミ、カラマツ、アカマツ、クロマツ |
本種はドイツを基準産地として記載された種でヨーロッパから東アジア
まで分布し、 これまで日本産は北海道に分布するものを基亜種、 本州以南に分布するものは別亜種として 2亜種に区別されていたが、 ヨーロッパ産と日本産を比較すると多くの形態差がある。 ここに新たな種として独立させる。 分布:北海道、本州、四国、九州、対馬、屋久島 文献: 長谷川道明 Jpn.J.syst.Ent.,1996 2(1) 本州以南、別亜種であった「ホンドヒゲナガモモブトカミキリ」もとりあえずしばらく掲載します。 |
|
標本処理 | 亜流酸? 酢酸エチル○ |
体長 | 9-14mm |
2012年8月15日富士山にて ♀


2007年7月北海道産 ♂
さかんにアンテナを揺らしていたので左のアンテナが不鮮明な撮影で恐縮です。

2007年6月北海道産 ♀

北海道産<所蔵:遠藤一之氏>

2005年7月長野県御嶽山


ヒゲナガモモブトカミキリ
和名:ヒゲナガモモブトカミキリ |
学名:Acanthocinus orientalis Ohbayashi |
コウチュウ目,カミキリムシ科 |
分布:北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島 |
写真(上):ヒゲナガモモブトカミキリ雌成虫(頭部に多数のダニが寄生) |
説明 成虫の体長9〜14mm。成虫は6月から8月にかけて出現して,マツ類の衰弱木や伐倒木に集まり,産卵する。孵化した幼虫は樹皮や樹皮下を摂食する。材入して蛹室を作るものもいるが,樹皮下に作るものが多い。マツ枯れの病原体であるマツノザイセンチュウは,本種の蛹室にはほとんど集まらないため,本種はマツノザイセンチュウを媒介しない。従来,日本産は2亜種(北海道に分布するヒゲナガモモブトカミキリと本州以南に分布するホンドヒゲナガモモブトカミキリ)に分けられていたが,1996年に統一された。 |
固有名詞の分類
カミキリ |
ムネアカメダカカミキリ ハクバヒメハナカミキリ ヒゲナガモモブトカミキリ ケブカマルクビカミキリ アマミモモブトコバネカミキリ |
- ヒゲナガモモブトカミキリのページへのリンク