パーム‐アイランドとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > パーム‐アイランドの意味・解説 

パーム・アイランド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/26 20:36 UTC 版)

2009年2月5日撮影のドバイ沿岸の衛星画像。一番左下がパーム・アイランドの一つ、パーム・ジェベル・アリ。その右横が港湾・工業地帯ジェベル・アリ、さらに右上が最初に出来たパーム・アイランドであるパーム・ジュメイラ。その右上に世界地図を模した人工島ザ・ワールドが浮かぶ。パーム・デイラは、この画像右上端にあるドバイ中心市街地の沖合に建設される
ドバイ沿岸の埋め立て予定図。一番左下からパーム・ジェベル・アリ、パーム・ジュメイラザ・ワールド、パーム・デイラが並ぶ

パーム・アイランドPalm Islands)は、アラブ首長国連邦ドバイ沖合いに造られた人工島群。全てヤシの木(パーム・ツリー)を模しており、この名を冠している。

世界で最も大きな人工島であり、この島によってドバイの海岸線は約520km長くなった。海底トンネルジュメイラ・モノレール事業など、日本企業の進出も多数報道されている。

地理

観光資源を目的として造られた人工島。最終的には100以上の高級ホテルと1400戸以上の別荘、商業エリアから成る一大リゾート地になる予定である。パーム・アイランドはこれらリゾート地を総称した呼び名で、大きく分けて、Palm Jumeirah、Palm Jebel Ali、Palm Deiraの3つの島から成る。

パーム・ジュメイラ(Palm Jumeirah)
17本の葉にあたる部分と長さ11キロメートルに及ぶ三日月状の防波堤部分からなる人工島。
ジュメイラ地区の沖合に2001年6月に建設を開始し、2006年から最初の移住が始まった。2008年、高級ホテルのアトランティス・ザ・パームが完成した。
パーム・ジュメイラ(2005年)
パーム・ジェベル・アリ(Palm Jebel Ali)
パーム・ジュメイラから南西に約20kmほど離れたジェベル・アリ地区の西に建設中の人工島。
パーム・ジェベル・アリの模型(2008年)
デイラ・アイランド(Deira Island)
3つの中で最後に完成予定の人工島。ドバイ中心市街地(ドバイ・クリークより北側のデイラ地区)の沖合に建設される。規模は最大のものとなる予定だったが、計画は縮小され、2013年には計画名が「パーム・デイラ」から変更された。
建設中のデイラ・アイランド(2007年)

ギャラリー

関連項目

外部リンク

座標: 北緯25度7分1秒 東経55度7分55秒 / 北緯25.11694度 東経55.13194度 / 25.11694; 55.13194


パームアイランド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 14:09 UTC 版)

ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム」の記事における「パームアイランド」の解説

彼は、ドバイ沖合不動産物件最大化し、初の人工島のパームアイランドを造設する計画発表行った。最も小さ中央の島の最長前面海岸から1マイル(約1.6キロメートル近く離れ両側地所有する1993年ドバイ初の人工島建設始まり有名な7つホテルであるブルジュ ブリ アラブ本拠地となる。人目を引く建造物周囲超高層ビル背景にしてそびえ立ち、その位置919フィート(約280メートル)は海にでており、すぐ近くのビーチリゾートに影を落とさないように配慮されている。ブルジュ ブリ アラブ沖合ビジネスの成功は、更にもっと壮大な計画設計構築寄与した国営企業ナキール不動産は、アール・マクトゥームが大部分保有する投資持株会社ドバイワールド上記ドバイポーツワールド所有)の傘下企業で、3つのパームアイランドと多数小島ワールド開発したが、2009年世界的な金融危機中止された。最小規模のパームアイランドのパーム・ジュメイラ完成し2007年の夏に最初居住者受け入れ英国出身の元サッカー選手デビッド・ベッカム小区画の土地所有している。2008年高級ホテルアトランティス・ザ・パーム完成している2番目のアイランドパームジェベルアリでは埋め立て地完成したもののそれ以上開発されなかった。最大規模パームデイラ規模縮小されデイラ・アイランドと名称が変更されて、2013年干拓進められ再着手された。

※この「パームアイランド」の解説は、「ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム」の解説の一部です。
「パームアイランド」を含む「ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム」の記事については、「ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「パーム‐アイランド」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

パーム‐アイランドのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



パーム‐アイランドのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのパーム・アイランド (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS