パームサイズPC型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/01 04:23 UTC 版)
「カシオペア (コンピュータ)」の記事における「パームサイズPC型」の解説
Eシリーズは初期のPsPCモデルと、Pocket PCモデルとに大別される。E-55/65はAシリーズ同様にモノクロ液晶ディスプレイを採用し、単4電池で使用できたが、E-500/700などのカラーLCDモデルでは電池容量の増大を図るためリチウムイオン電池パックを採用している。PsPCモデルは、OS自体の完成度がH/PC1.0以上に低く、やはり市場の支持を得ることはできなかった。 その後Microsoft社はOSを全面的に改良したWindows CE 3.0とPocket PCプラットフォームとの組み合わせで大幅な機能改善を果たし、引き続きPocket PC 2002、2003などのバージョンアップ版を市場に投入した。しかしPocket PC市場での不振などにより、カシオはEシリーズの個人向け製品からは撤退した。 ハードウェア的にはE-750までのMIPSアーキテクチャを採用したNECのVRシリーズを搭載したモデルと、ARM系CPUを採用したE-2000以降に大きく分けられる。
※この「パームサイズPC型」の解説は、「カシオペア (コンピュータ)」の解説の一部です。
「パームサイズPC型」を含む「カシオペア (コンピュータ)」の記事については、「カシオペア (コンピュータ)」の概要を参照ください。
- パームサイズPC型のページへのリンク