パンクラスの指揮
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総合格闘技パンクラスが2012年5月31日付で株式会社スマッシュに経営権を譲渡されたのに伴い、代表に就任。新体制は「世界標準」をスローガンに、様々な改革を予定、王者・上位ランカーを世界に送り込むプロモーション機関「パンクラスマネージメントの設置」、選手のアメリカ滞在時のトレーニングや生活環境・長期滞在時のバックアップを目的にした「パンクラスUSA支部の設置」、「海外ジムとの提携」、そして「ケージの導入」を改革の4本柱として掲げた。「ケージの導入は2013年を予定、また2013年は1993年にパンクラスが誕生して20周年の記念イヤーであるため、大きな会場を考えている」とコメント。 新体制となっての第1回大会は、6月2日「PANCRASE 2012 PROGRESS TOUR」ディファ有明大会にて開催、酒井が指揮を執る、新生パンクラスの船出となった。 「キング・オブ・パンクラシスト委員会」委員長は無差別級初代キング・オブ・パンクラシストであるケン・シャムロックを招聘。「日本で過ごした時の事には良い思い出しかありません、特に日本のファンは素晴らしかったです。今後私は、酒井社長がパンクラスの栄光を取り戻そうとしていることをサポートしていきます」とコメントを寄せた。 8月5日に行われたPANCRASE 2012 PROGRESS TOURディファ有明大会に、パンクラスの対立団体であったリングスのCEO前田日明の歴史的来場を仕掛ける。「未来の格闘技業界を見据えて、前を向いていかなければいけない。」とコメントした。 8月28日、五味隆典、須藤元気らを育てた名指導者として知られる木口道場の木口宣昭の入閣を発表。入閣は新生パンクラス発足時からの構想であったこと、自身が目指す総合格闘技業界作りを進めるには木口チェアマンとともにアマチュアの育成やプロのライセンス作りの推進が重要であること、などとコメント。
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