パッチワークの路エリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/19 12:30 UTC 版)
美瑛では大きくうねる幾重にも連なった丘に畑が広がっており、縫い合わせた色違いの布地に見立ててパッチワークの丘とよばれ、遠くに大雪山系の山並みが見える景観の良さから、ポプラの木をはじめ数々のCMロケ地も点在する観光名所となっている。一般に「パッチワークの路」とよばれるエリアは、美瑛の西に広がる丘陵地帯を指し、丘には広域農道を始めとして幾筋もの道が走っている。 畑がパッチワークのように見えるのは、同じ土地に同じ作物を繰り返し栽培すると土地が痩せる連作障害を防ぐ目的で、栽培期間や収穫時期の異なる、ジャガイモ、小麦、豆類、ビートなどを順に植え替えているためである。 訪日外国人旅行者の急増以来、ごみのポイ捨てや畑の踏み荒らし被害が後を絶たず、観光公害問題が長期化している。これまでも観光客に対して様々な手段での呼びかけが行われてきたが、解決には至っておらず、現在はスマートフォンを活用した「共存」と「通報」の2つの方法が試みられている。 ぜるぶの丘・亜斗夢の丘 ケンとメリーの木 ジェフ写真館 Geoff Gallery 北西の丘展望公園(観光案内所) 菊地晴夫写真ギャラリー 阿部俊一ギャラリー マイルドセブンの丘 - 2018年に、トレードマークとなっていたカラマツ林が、5本のカラマツを残し、ほとんどが伐採されかつての面影をなくした。 美瑛町北瑛体験交流施設「北瑛小麦の丘」 セブンスターの木 パッチワークの路(2014年7月) ぜるぶの丘(2007年7月) ケンとメリーの木(2011年9月)
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